シルクロード小冒険も後半戦。
あとはウイグル自治区内を移動しながら点々と・・・・
濃厚なウイグル色があるカシュガルにしばらく滞在して町をプラプラしてみます。
観光地にもなっているアパク・ホージャ墓。イスラム建築は美しい。
裏は墓地になっていてイスラムルールにのっとった土葬をしているのがうかがえます。
(しかし政府は土葬はもう認めない方向だとかなんとか。中国憲法には信教の自由はあるのですがね・・)

ウイグル様式の古い街並みも残っていてシルクロードの雰囲気や西遊記の雰囲気、中世に戻ったような感覚になってきます。

子供達本当に人懐っこい。また行く機会あるかな。
テロや独立運動や暴動があったりして大変な地域だけど子供達は元気に幸せな人生を送って欲しいと切に願います。

金物職人でも有名な街。町中でウイグル人の職人さんがカンカンやってます。

有名な観光スポットも多く全く飽きません。
エイティガール寺院は中国NO1といっても過言ではない美しき巨大モスク。

世界どこに行っても優しい方々が歓迎してくれますがイスラムの人たちのおもてなしは世界でも突出していると思います。後に中東へよく行くようになり更にムスリムの人々のおもてなしを受けることになるのですが、ウイグル人も敬虔なムスリムほど暖かく迎えてくれる気がします。

シルクロード冒険のまとめブログで詳しく書きますが、残念ながら漢人とはやはりうまくいっておらず居住区は漢人とウイグル人で明確に分かれており、私がウイグル人居住区に行くとほぼ必ず漢人かどうか聞かれていました。いずれにせよ歓迎はされるのですが、腹に一物あるのは確かでしょう。
文字も宗教も言語も違う民族が同じ場所に住んで分かり合うのは確かに難しいのかもしれないですが平和で楽しく生きていける世の中であることを切に祈ります。
次回はカシュガルからタクラマカン砂漠南部沿いにある小さな村と町を転々としてきます。
ではまた!خداحافظی(ウイグル語のバイバイ!)再见!(中国語のバイバイ)