北朝鮮への出発の列車に間に合わなそうになり朝飯食べそびれてお腹すいて死にそうなところ、北朝鮮の出稼ぎ労働者に食事を恵んでもらったりいろんな話をしたりで楽しくまったりとした時間を過ごす。
僕ちゃんの席の横に座っているのは中国留学中のメチャクチャ可愛い(本当に絶世の美女。。罠か?)ピョンヤン出身のギャルとキャピキャピもり上がること7時間。。。。中々ピョンヤンへ到着しない。。
距離は中国国境からそんなに離れていないんだけどなんせ50キロそこそこしかスピードが出ないオンボロ列車。。。おかげで車窓からの景色を十分堪能することができたけど。。。。

冬だったせいか車窓から見える景色は超殺風景で時折子供達が駅のホームで遊んでいるのと軍人さんがみえるくらい。稲作時期もとっくに終わってしまっているので見えるのは一面の荒野。
時々見える村はとてもじゃないけど豊かな暮らしをしていると思えない。
はっきり言って家はボロボロ。道路とか橋もボロボロ。。。。。
この国大丈夫か。。。?途中で停車する駅舎もありえんくらいボロボロ。。。。。

過ぎて見れば案外あっという間でピョンヤン駅へ到着しました。駅に着くとガイドさんがホームまで迎に来ているんです。
国籍別にガイドがつくシステムで中国人→中国語ガイド。日本人→日本語ガイド。フランス人→フランス語ガイド。チリ人→スペイン語ガイド。それぞれガイドが迎に来てそのままホテルに行くというシステム。

一般的に外国人旅行者はヤンカクド(羊角島)ホテルという比較的新しい郊外の川の中洲にある割と隔離されてしまっているホテルに宿泊することになってます。夜市内に出ることはかなり困難。

しかし私は夜に街をブラブラしてみたかったので事前に市内のホテルにしてくださいと強い希望を出していたので平壌駅そばの高麗ホテルに宿泊することに。

アントニオ猪木とかロッドマンも泊まったとか?かなりの高級ホテルですが・・・・宿泊者がいない・・・どう見ても私一人・・・巨大なレストランがあるけどぽつんと一人で食事。。。

初日の夕食はシンプルで質素ながらも中々美味しい。
南朝鮮の濃い味付けのものより全然美味しいと思う。
米どころのせいか米がうまい!ビールも北朝鮮は水が綺麗なせいか、のどごしスッキリでうまい。

部屋は21階の一番奥の部屋。エレベーターで21階に上がると何と真っ暗(涙)一番奥へ行くのにたくさんの部屋を通過するけど全部ドアが空いてて全部真っ暗・・・・怖い・・。ホテルからは夜景も見えるけど・・・基本暗いんだよね、電力不足なのかな。商業看板もほとんど無いせいか異常なほど殺風景。

高級ホテルだけあって中には色んな設備がサウナ・カラオケ・ボーリング・ドイツビールバーとかね。
ビジネスセンターもあってネット利用もできるけど確か10分間で10ユーロだったかな。異常なほど高いわ。部屋は・・・・うん。。まずまずかな・・・本当に素晴らしい。さすが最高級ホテル。

さてさて次は北朝鮮と韓国との38度軍事境界線に行ってきます!ではでは~~