中国 吉林省

中国 雪まつり&冬景色を堪能するために酷寒の東北の大地へ再び-黒竜江省&吉林省の旅②旧満州国首都の長春へ

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これは2012年1月の大連在住時の出来事。前回のハルビンから吉林省の長春市に移動します。今回は旧満州国遺構を一通り見て以前広東で知り合っていた野球仲間との食事に向かいます。

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長春は今回で2回目です。前回はこちらをhttps://noriotravel.tours/2022/05/13/changchun1/ 

ハルビンから長春までは列車で向かいます。距離はハルビンから約270キロほど南下した場所にあるので比較的近いと言える場所にあります。列車で3時間ほどです。

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旅行の内容自体は大体同じで市内の旧満州国の首都だった新京の遺構を巡ります。前回よりも少しだけ細かく見ていきたいと思います。

まずは清朝のラストエンペラーで満州国のトップだった愛新覚羅溥儀が植樹したとされる松。まぁ普通の松ですがこの世でもトップレベルで数奇な運命を辿った人物ですので興味はあります。

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前回のブログでも書きましたが歴史上の話は私は歴史学者でもなく当時生きていた人間でもなく客観的な評価をすることができないので意見は控えたいと思いますが当時の満蒙開拓団の方たちには思いを馳せたり実はみんな仲良くやっていたという話は現地の老人からも聞くことはありますのでノスタルジックな感傷に浸ることはあります。

さて長春は満州国の首都だっただけあって政府機関が集中していたのでゴツイ建築物が現在も多く残っています。まずは当時の国務院です。政府の中枢だけありとてつもなくデカイです。現在は長春の政府機関が現役で使っています。

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その他各種満州国の政府機関であった建築物です。現在も用途は変わっていたりしますが全て現役で使用されています。司法部(現在でいう法務省)経済部(現在でいう経済産業省)交通部(現在でいう国土交通省)。

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長春で見るべきところは2回の旅行でほぼコンプリートしました。よく人に聞かれるのですが日本人が旧満州エリアに行くと暴力を振るわれたり嫌がらせをされることはないのか?と。むしろ東北エリアでは日本人が行くと熱烈歓迎してくれる確率が高いと思います。ほかのエリアに比べてもです。反日デモが起こる確率も他のエリアに比べても圧倒的に低いです。かといって相手に気を使わない言動は避けるべきでしょう。中国の教育では満州国の出現は国辱であると教育されていますし、また満州国を作りたいと思っている中国人はほぼ存在していないと思われます。

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さて、見るべきものをみたらお次は食事ですね。東北料理は豪快に煮込んだものが多く一皿の量も半端じゃなく多く、更に大酒飲みが多いので毎回の食事会は大変なことになりますがワイワイ楽しくやるのは日本の田舎を想像すればイメージしやすいかもです。ちなみに味は濃いめです。酒が進みますね。

広東や上海の見た目が美しい料理も良いですが豪快な料理も悪くありませんね。これらの食事は現地人の気質もよく表していて面白いなと思います。東北人は豪快な人が多く個人的には好きです。

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帰りは夜行列車で大連までもどります。流石に疲れていたので寝台車を取りました。ぐっすり眠って大連駅からそのまま出勤しました(笑)

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今回のお話はここまで。

次回は再び広東省にある第二の故郷韶関にある伝説の山へ。

ではでは!

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