中国 広東 福建 世界遺産

中国 広東東部+福建西部の一人旅③福建省永定の村々を転々と客家の歴史を勉強する

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これは2012年広東省佛山市在住時の出来事。前回ブログの続きです。まだの方は是非前回ブログをご覧ください。客家の話題が今回は多く出ていますが興味ある方はこちらを見てみるとよいかも。

アジアビジネス関係者は知っておいて損はないですしアジアを俯瞰して見れます。一説によれば古代ユダヤの末裔とか。まぁ確かに歴史を辿るとユダヤにかなり共通する部分も。華僑がアジア経済を動かしているといわれて久しいけどその中でも客家の活躍はすごすぎる。

引き続き客家人たちが作った山間部の村々を転々としてみます。前回は土楼がメインでしたが今回は一般的な普通の村も訪問してみます。

まずは中川村へ向かいます。中川さんが作った村というわけではありません。宿泊していた永定市街地から約37キロ。田舎なので中々公共交通も不便でしたのでバイクタクシーをチャーターして1時間弱で到着しました。公共交通機関なら10元もかからないところ40元も取られてしまいましたが仕方がない。

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中川村の現在の人口は約2400人ほどですが多くの華僑を輩出しており中川村にルーツを持つ海外華僑は15000人ほどいるといわれています。村は500年以上前からあるといわれています。ここの村は円形の土楼ではなく四角形でした。

この村を建てたのは北方から移動してきた胡一族で長い時間をかけてとてつもない移動を繰り返しています。河南淮陽→四川邛县→山西永济→湖北监利→安徽寿県→甘肃鎮原→江苏宿豫→江西奉新→浙江呉興→河南固始→江西奉新→江蘇南京→湖南長沙→江西吉安→江西寧都→福建寧化石壁→福建長汀→福建永定下洋→中川村→海外各国へ。まさにユダヤ人顔負けの移動っぷり。

華僑は世界4大移民集団の1つ。その30%以上が客家人。大物も多く輩出しアジア各地で大きな力を持っています。ユダヤ顔負けと書きましたが実は一説によると古代ユダヤの末裔とか(真偽不明)

続いて美味しいものもたくさん食べてます。このエリアの客家料理はしょっぱいものがかなり多いですが中々味わい深いですが肉料理がメインなので続くと少しキツい。。主食は米かビーフン系がメイン。餃子の皮も米で出来ています。

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以上福建省の永定旅行でした!

次回ブログは再び魔都・上海です!

ではでは!

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