これは2013年佛山市在住時の出来事。広東省南部にあるマカオとの境目の町、珠海です。
前回ブログではフィリピン旅行について書いていましたhttps://noriotravel.tours/?p=1670。
行きは香港空港からマニラへ飛びましたが帰りはマニラからマカオに帰ってまいりました。香港やマカオは駐機代金が安いと言われており香港マカオ発着の国際便のチケットは中国大陸側よりもかなり安く設定されています。

珠海市は経済開発特区ではありますが深圳に比べると若干存在感は劣っています程よく発展した海沿いの美しい町でもあります。
珠海市MEMO
- 有名な国際サーキット(アジアロードレース選手権など開催)
- 広東料理×海鮮
- 人口:約240万人
- GDP:57,988百万ドル(コンゴ民主共和国と同じくらい)
- 超巨大な遊園地&水族館
- マカオまで目と鼻の先(イミグレすいていれば徒歩5分でマカオ)

広東省としては割と小さな経済規模ではないかと思いますが2022年時点では現在ものすごい建築ラッシュになっており数年後にはもう少し大きな経済都市になっていると思います。日系企業も約100社と多く進出してきているので日本人在住者もそれなりにいるようです。

マカオから中国に無事に再入国しました。休みが丸1日残っており折角なので珠海を少し観光してから自宅のある佛山へ戻ります。
まずは腹ごしらえということで少し豪勢に海鮮問屋街へ行き美味しい海鮮を食べます。指差しでいけすに入っている海産物を選び近くのレストランで調理をしてもらうやり方です。鯛に似たような魚を蒸してもらって、塩コショウで味付けしたシャコを食べて蒸した赤貝を食べました。合計で5000円近く行ってしまいました。広東で海鮮を食べると異様に高い気がします。
不満なのは広東人は意外と淡水魚メインで食べているせいか海魚料理のバリエーションが異様に少ないです。蒸すか照り焼きのようなものかの2択がほとんど。海魚を焼いて出すお店は極めて少ないです。

少し移動をします。淇澳島へ来ました。人口は2000ほどいるのでそこそこの島と言っても良いですね。

珠江という広東省のど真ん中を流れる巨大な大河が海へ差し掛かっている河口域にある島です。ここは島周辺がちょっとした湿地帯になっててマングローブが見れたり1800年代にできたいかにも広東省の海沿いありそうな村を見ることができます。ちなみに標準中国語を話せない島民も多いのでその場合はボディーランゲージで行きましょう。
橋を渡って島に入るとすぐに湿地帯です。まだ育ち切っていないマングローブがお出迎え。サギや蟹やムツゴロウなどの多くの生物を見ることができます。

そして1800年代からある古い村。広東内陸部との違いは内陸部の古い建築は屋根の両側に巨大な耳のようなものが付いていますが、海沿いでそれを見かけることは少ないです。(風が強いからと勝手に解釈をしています。)

フィリピンから佛山に帰るついでの寄っただけでしたが中々思いのほか充実した探検でした。今後は仕事でもプライベートでも来る回数は増えていくと思います。
今回のお話はここまで。
次回は広東西部に行きます!
肇慶へ行って参りました!
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