これは2014年佛山市在住時の出来事。3連休でベトナムに行っちゃいます。広東省は地理的にも東南アジアに近いのでこれからは激安で気軽にちょくちょく行けそうです。
まずは勤務地の広州より夜行バスで国境の町、距離にして700キロ先の広西チワン族自治区の東興へ向かいます。広州の越秀南バスターミナルから1日2便夜行が出ています。夜9時発のに乗り込みます。大体700キロほどの道のりを12時間ほどで東興に到着予定とのことです。

朝7時定刻に東興バスターミナルへ到着しました。国境が近いせいか少し警備の厳重で東興市に入る前に検問が数回あり乗客全員の身分証明書のチェックがありました。世界どこへ行っても国境付近の町はピリついています。

朝食のお粥を食べて早速国境を渡ります。バスターミナルからイミグレはバイクタクシーで5分という距離。流石国境の町で少し異国情緒が漂っています。ベトナムから越境してきた物売りオバサンも結構います。町で売られているのも東南アジアの物が多く、食べ物もベトナム風が多めです。
また、東興はキン族の方が元々多くベトナムの主要民族とほぼ同じです。流石国境の町。

100メートルほどの橋を徒歩で渡ってベトナム入国です。あまり外国人が通る国境ではないので珍しがられましたが無事ベトナムへの入国完了。出国から入国までトータル15分くらい。楽勝。国境ゲートが開いているのは8:00—21:00までなのでそこだけ注意かな。

ベトナム側の町はモンカイといい、ベトナム第3の経済圏とのことで、人口は10万人そこそこと小さな町ですが中国との貿易で儲かっている人間が数多くいるとのことです。確かに町は賑やかですね。5年ぶりのベトナムに心が躍ります。国境を渡った瞬間に文化も言葉も雰囲気も180度変わってしまうのが陸路国境を渡る面白さなのかもしれません。フォーのお味もまずまずよ。

こんな共産圏のプロパガンダ広告のデザイン結構好きです。
今回の目的地は日本でもおなじみ世界遺産のハロン湾へ向かいます!
ではでは!
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