中国在住ノリリンです。実は台湾の旅中に出会った人たちと国際情勢や政治について話すことが多かったので色々思うところがあったので台湾を取り巻く情勢についてちょっとだけ考察。
現在情勢が緊張状態ですが、なぜこうなったかを色々考えるとタラレバが多くでます。
今までの経緯をザックリ書くと、中国内の内戦(国民党VS共産党)→国民党が日本軍と戦って弱体化→内戦は共産党が勝つ→蒋介石が台湾に逃げ込む→中華民国(国民党)が台湾で臨時政府を開設→大陸(中華人民共和国)への反撃の機会をうかがい続ける)→共産党は朝鮮戦争や内部問題で忙しい→国民党も同じく忙しい→現在に至るまでズルズル→70年代に中華民国(国民党政権)が国連脱退で常任理事国に中華人民共和国が就任→台湾(中華民国)は各国から断交される。
実は台湾(中華民国)の首都は未だに南京とされているようです。このことからもいつかは大陸を統一して中華民国にするぞ!という考えがあったことが分かります。

今現在実際はどちらかというと大陸に反撃するのではなく台湾としてやっていくという考えかなと思います。しかし大陸側は勝手に分裂しやがって!と考えています。まぁ内戦の結果統一し損ねたというのが現状かと思いますが現在も政府はいがみ合っている状態となってます。
(ただし台湾人と大陸の人は実際は仲よくしている人も多い。台湾企業が大陸に多く進出しています)
運命の色んないたずらがありましたね。
では難易度は置いておいてどうすれば良かったのかを個人的に考察してみると
台湾側から見た考察:
- 蒋介石が台湾に逃げ込んだ時点で中国を名乗らず全く別の国を建国して独立宣言をする(中華民国が中国大陸を統治すべきと言う考え方や戦勝国ポジを捨てる)。外交ルートで各国の承認を得て中国と縁を切って「一つの中国」の原則から外れる。独立戦争リスクに備える。
大陸側からみた考察
- ソ連を無視して朝鮮戦争に関与せず蒋介石をぶっ殺しに行く
- 中華民国をこの世から消す
- 若しくは70年代に国連加盟した時点で台湾を徹底的にたたく→中華民国は各国と断交したので外国が関与できない状態になっていた。
個人的な考察なので正しい正しくないは分かりません。

ただ世の中起きていることについて資料を調べたり考えを巡らせたりするのが好きなので僕の個人的な勝手な妄想と考えてください。
当然争いごとが無い楽しい世界が好きです。
次回ブログは広西チワン族自治区の北海へ行きます!
ではでは!