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【中国旅行】広東省東部&福建省への旅①広東省東部の掲西県で旧正月の雰囲気を堪能

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これは2019年2月の出来事。春節の長期休みを利用して暫く旅に出てきます。

広東省東端の田舎町、掲西県にて中国の大晦日と旧正月を客家人の知人の家で過ごすことになりちょっとしたウルルン滞在記を体験してきます。


客家人については僕のブログでも度々登場している僕とは非常に縁が深い方たちです。
客家人については是非こちらをご覧ください。


ここでは客家語を話す人=客家人とします。広東省北部と東部の山間の地域に集中していることがよく分りますね。広東は色んな言語が混在している地域です。

中国旅行


前回ブログのベトナム旅行を終えそのまま向かいました。広州から掲西までは300キロほどで長距離バスで4時間くらいと近くも無く遠くも無く程よい距離。

この写真が客家の地域だというのを物語っています。中国語できる方でないと難しいかもしれませんが、ビーフンは中国語で米粉ですね、客家語だと粉=粄と言い得られています。ちなみに隣町はスワトウ語で粉=粿となっていていずれも同じものを指しています。
東南アジアで見かけるクオッテャオなどは粿条がなまったものですね。
日本語のビーフンは福建語の米粉がなまったものですね。

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春節仕様なので家庭料理も若干肉が多め。歴史的に山の暮らしが長い客家人は肉をよく食べますね。あまり肉食ではない僕的には道端で売っている揚げ豆腐が客家エリアですはダントツに美味しい。現地の人にとっては子供の頃よく食べていた懐かしの味だとのことです。

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掲西県で客家が住んでいるのは主に河婆という地域で他の大部分のエリアは潮州・スワトウ系の方々でちょっと郊外に車を走らせると潮州・スワトウ系の雰囲気にがらりと変わるのが中々面白い。

すごく簡単に言うと色彩が若干派手になっているのが潮州・スワトウ風。悪くない。

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因みに客家人エリアである知人の家周辺には石敢當がT字路にほぼ必ずおいてありました。
沖縄や九州の方は見たことがあるのではないでしょうか?簡単に言うと魔除けです。
詳しい発祥や宗教などは文献が見当たらなかったので不明ですが、福建省南部発祥で沖縄や九州にも伝わったといわれています。一部では秋田県や四国にもあるそうです。

確かに琉球文化や食事を見ていると福建省南部とかなり似通っている点があるので昔は多くの交流があったのかもしれないですね。

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知人の母親が毎日朝昼晩豪華な食事を用意してくれますが結構肉ばかりなので若干ノックアウトされ始めています・・・野菜と魚メインがいい。。。。

今回のお話はここまでです。

次回は・・・・少し北上をして福建省の省都である福州に向かいます!

ではでは!

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