これは2020年3月の出来事。2月にパンデミックが始まり武漢などではロックダウンがあったり中国は中々の混乱でしたが、3月には落ち着きを見せ始めたので僕も通常運行します。
広州市は1800万人の人口がいる大都会。外資企業も多く特に自動車産業が強めでトヨタ、日産、ホンダが巨大な生産拠点を持っています。


しかし広州も南北に100キロ以上も離れている巨大な面積を誇っているので勿論田舎なエリアも結構ありまして、今回言ったのは增城区の右上らへんの山中ですね。

少数民族と聞くと内陸地方の山奥やチベットなどを想像される方が非常に多いのですが增城区郊外には広州唯一の少数民族村があるという事で向かってみます。
ここに住んでいるのは湖南省から数百年前に流入してきたといわれる畲族(ショオ族)と言われる方々が住んでいます。ただし、ショオ族は最も近隣民族に同化している少数民族と言われ言語や多くの生活習慣を失ってしまっているといわれています。【日本最大級の旅行サイト】楽天トラベル
村周辺は中々自然が豊かでよろしい。都会暮らしをしているとたまに田舎に行きたくなるね。






村の人口は約100人程とかなり規模は小さい。この大きな石が村の入り口の目印。

因みに現在のショオ族はかなり客家人に近い文化を持っていると聞いていますが、確かにそうだと思わせるのが各家屋や建造物です。基本白で統一されていたり土の壁で出来ているのが客家っぽい。




面白いと思ったのは広州市内では中々見かけないものが売っていました。
草餅は日本のに結構似てますね。意外と美味しいのはタンポポ茶。渋みとえぐみが少し強いですが体に良いと聞いたので買ってみました。



夕食は近くの食堂で普通のビーフンを食べたのですが若干広州市内で見かけるものとは違っていましたが広州市とはいえ100キロも離れてしまえば文化風習が違っていても不思議ではないですもんね。

コロナスタートしたばっかりの週末日帰りトリップでした!
ここから2022年まで中国以外の旅行の話は止まってしまいますが相変わらずこの広い国土を持った中国を駆け回ります!
次回のお話は広東省北部、湖南省との境にある連州にあるヤオ族の村へ訪問してみます。
ではでは!
1件のコメント