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【中国旅行】春節長期休暇ロングツーリング⑤客家人の超絶ビックリ建造物を見に饒洋へ

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これは2021年2月の出来事。ウルルン滞在記をしていた上八郷を離れツーリングを継続します。まずは潮州市へ向かいそこから北上をして大埔県と饒洋鎮へ向かいます。


トータルで200キロちょっとの旅。125㏄のバイクにとってはちょうどいいと思いきやまたも上りの峠が多く、250㏄以上あればなぁと感じ始めました。

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さて、今回の目的は客家人たちが作り上げた中世以前の客家式マンションを見るためです。一族が身を守るために建築したと言われている土楼と言われるものです。

以前福建省の世界遺産に認定されている世界的にも有名な土楼を見に行ったことがあります。


福建省の物は世界遺産だけあって保存状態も抜群に良いのですが、数量でいうと饒洋周辺の方が多いとの情報を得たのと畲族(ショオ族)発祥の地も近くにあるそうなので向かってみることにしました。

まずは一気に一番遠いところにある大埔県を目指します。とんでもない田舎道と峠をひたすら上っていくと潮州市のはずれにあるショオ族発祥の地という村に到着しました。一つの民族の発祥の地に到着したという事自体は感慨深いものがありましたが・・・・


発祥の地といっても何か凄いものがあるわけでは無く普通の山間部にある非常に小さな村でした。山の上の方にあるので景色は抜群に良かったです。ショオ族は最も周辺民族に同化をしてしまっている少数民族と言われており、独自のアイデンティティを保っているケースはあまりないようです。

この地域のショオ族は基本的には客家語を話し少し南下した潮州市内に近いエリアでは潮州語を話しているそうです。ちなみに客家人そっくりの土楼も持っていたりします。


更に北上して行き最終目的地の饒洋を通過して約100キロ進んだところが大埔県です。ここには少し有名な保存状態の良い土楼がありました。土楼は言い換えれば円形マンションでしょうか?
ちなみに大埔県は客家人のシャングリラとの別目があるようです・・・うーん・・


そして再び南下して饒洋です。ここは大体5キロぐらいの街道の両側が土楼で埋め尽くされている最強の土楼ワールド。保存状態は正直イマイチですが数量で言えば世界遺産の数十倍の規模感です。

そのうちの一つ、啓明楼です。中々素晴らしい。これ規模の土楼がホントに無数にあって土楼祭り状態です(笑)。


偶然にもこの土楼から数百メートルの所に深圳で非常に可愛がっていた若い保険会社の子の実家がありこの写真を中国のSNSに渡航した瞬間に本人から電話が来て今すぐ実家に来い!と(笑)。
お言葉に甘えてお母さんの手料理をご馳走になり、お父さんからは娘が非常にお世話になっていますと丁重なごあいさつをされました。。まぁ僕が手助けをしたのは彼女のビジネスの1%程度であとは本人がメッチャ努力したから成功したんだけどね~


この辺の土楼はやっぱりドローンを持って上から撮影するのが良いですよね!次の年の2022年8月にドローンを持ってこの周辺を再訪しています。
今回のブログはここまでです。ここから先は客家人エリアを離れ潮州・スワトウ人の世界へ入っていきます!次回もお楽しみに!

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