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【中国旅行】片道1200キロの長距離バイク旅②チワン族伝説が息づく美しい町宜州へ

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これは2021年5月の出来事。前回は全力で一日500キロ以上を走ってしまったので今回は200キロほど北上するのみにとどめます。北上して行く途中の道は絶景です。


チワン族の伝説が息づくメチャクチャ美しい町宜州へ向かいます。

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貴港を抜けると山間部に差し掛かっていくのですが、いわゆる日本人が想像するザ・中国なカルスト地形が広がっており観光地では全くないですが十分に目を楽しませてくれます。



朝起きて腕を見てみたらこんなになってました。ちなみに中国南部なので気温は高め。基本日中は30度を超え続けており、紫外線がメチャクチャ強い。

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貴港を出て40キロほどで絶景農村エリアに突入していきます。ここから目的地の宜州までこの景色が続きます。goproかドローン持ってきていれば中国を冒険する日本人とかってドキュメンタリーを撮影できたかも・・・・


カルストは僕のブログではよく出てくるキーワードですが簡単に言うと石灰系の岩や大地が雨や地殻変動などの浸食で凸凹になり尖った山になったりといった山々です。ここではありませんが、中国カルスト台地は世界自然遺産にも認定がされています。


日本昔話?とかドラゴンボールとかに出てきそうな雄大な風景ですよね!

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昼食はもちろんビーフン。稲作が盛んな地域なので麺よりも米で作ったビーフンがポピュラー。味付けは中々濃いめで汗だくの僕には非常にありがたかったかも。この周辺では漬物をよく作っていて大根の酸っぱ甘い味付けは日本のべったら漬けにそっくり。

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田舎過ぎるせいかいくら走ってもガソリンスタンドが見当たらない・・幸い僕のCBFはリッター40キロくらい走る低燃費ですが限界が来て村に駆け込んで村人に聞いてみるとタバコ屋が闇ガソリンスタンドやってるから行ってみろと。割高でした・・ハイオクのみで日本円で190円ほど・・・ワゴン車に巨大タンクがあって咥えタバコのオッサンに入れてもらう何とも言えない恐怖心。

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今回の道は比較的整備されていて走りやすかったです。200キロの道のりを5時間ほどで走り切ってしまいました。うーん。もっと走れたかもしれないですが、無理せず伝説の町でゆっくりしましょう。

宜州は人口20万人ほどの小さな町で河池市の一つの区です。知名度があるので単独の町だと僕は思い込んでしまっていました。ホテルの前が綺麗な川になっていて風景も抜群。


この町に息づく伝説ですが、劉三姐という伝説の1400年ほど前にいた伝説のチワン族の歌手の話です。伝説によれば宜州の方だそうです。伝説の山歌の歌い手で多くの方がその歌に魅了され現代にも色んな形で受け継がれています。


少し早い時間に着けたのでゆっくり体を休めます。ホテルの隣がこ洒落たバーだったのでのんびりとお酒を嗜み夜食は名物の甘口ハチミツを塗りたくったBBQ。味は・・・ノーコメント。


写真に無いのが残念ですが、この町でもう一つ有名なのは各種漬物ですね。野菜はもちろんフルーツの漬物も甘酸っぱくて結構おいしいです。


今回のお話はここまでです。次回からいよいよ貴州省へ突入します!

ではお楽しみに!

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