これは2021年9月の出来事。3日間の中国東部エリア(華東)へのショートトリップへ出かけます。
今回は温州→台州→紹興→塩官の順番で回ってきます。
位置的には浙江省の真ん中らへんです。少しずつ北上して上海から広州に戻る流れです。

まずは温州の旅です。
- 金持ち温州商人が有名+不動産ビジネス従事者が多い?
- 町は結構こじんまりとして生活はしやすそう
- 人口:約1000万弱
- GDP:118,324百万ドル(スロバキアと同じくらい)
- 名物:豚油のおこわ、ワンタン、フィッシュボールなどなど
- 方言:温州語(呉語の一種)
- 主要民族:漢族、ショオ族
温州はざっくりとこんな感じですね。町はこじんまりですが金持ちが多い印象です。町を走っている車も欧州の高級車がかなり多かったと思います。

朝7時のフライトで9時には温州市内に到着したのでちょっと朝食を。地元民でにぎわっていた麺屋さんですね。日本でいう朝ラーみたいな感じで朝食に麺を食べることは多いです。
味は浙江省らしく甘口です。砂糖は入っていなそうですが醤油自体が甘口ですね~好みの味。

夜の市内を歩いてみると比較的綺麗に整備された地方都市と言った様相。温州人の話し方も若干穏やかに聞こえるところが中国その他の地方都市とは若干違っていると感じます。




少し足を延ばして郊外に向かいます。バスで1時間ちょっとの所にある麗水古街という全庁300mほどの清の時代からある古いストリートを見に行きます。
浙江省は都市部はかなり発展して金持ちが多い傍らで郊外はかなりのんびりした雰囲気を味わうことができる複合型最強の省だと思っています。
いかにも浙江省というような木造の雰囲気ムンムンな屋根つきストリートになっています。ここでのんびりお茶を飲むのがたまらなく良い。

ストリートを歩いてみると骨とう品や古い書物、お土産などが売っていますが観光客の姿も少なく店主も商売っ気があまり無いのでひたすらのんびり歩き回ります。



周辺の村も清の時代以前からあるそうで、ちょっと日本にも似た雰囲気を持つ独特な静かなたたずまいの村です。石垣が特徴的ではないでしょうか?また、道路わきの水路の水が透き通っていて魚が泳いでいるのが日本ぽいですね!



観光客含め余計なものが一切ない現在進行形で現地の生活が垣間見れる素晴らしいエリアでした。



夜は再び市内に戻って夕食です。中国では珍しい杏仁豆腐にそっくりなものがありました。(日本の中華料理屋で見かける杏仁豆腐は中国でまだ見たことがありません・・・)。適当なローカル食堂で適当にオーダーしましたがやはり甘口です。美味しい。



滞在時間が1日半とかなり短めですが十分に温州を楽しむことができました。
次回は温州から北上をして台州に行きます!
ではでは!