広東 旅行

【中国旅行】日帰りロングツーリング!広東省唯一の世界文化遺産を目指して開平へ

投稿者:

これは2022年2月の出来事。コロナ管理は相変わらずメチャクチャ厳しいのですが我慢も限界にきているのでこの年は狂ったように旅行に出かけることになります。


世界文化遺産がある開平は往復300キロ弱と日帰りツーリングにはちょうど良い距離。

広東 旅行


開平の世界遺産を見に行くのは何回目だろ?08年の留学時代、2014年、2018年の社内旅行、2020年のドライブで過去4回ほど行っているので今回で5回目。まぁ世界遺産の全部を見たわけでは無いので繰り返し来るのも悪くないなと思うのと、距離的にツーリングにはちょうどいいんですよね。


開平市は江門市の中にある市。中国では大きな市に属する小さな市が結構存在しております。江門市の概要につきましては以前のブログに記載しておりますので是非こちらをご覧ください。


100年近く前に中国に帰国した金持ち華僑が江門に戻ってきた際に西洋風デザインを取り入れたミクスチャー建築が世界遺産に認定されております。世界文化遺産としては比較的新しい部類ですね。


やっぱり財を成すというのは素晴らしいことですし立派なことで故郷に錦を飾っていますね!

以前は自力村という一番保存状態が良い建築群周辺を見に行くことが多かったので今回は依然見ることができなかった立園という建築群を見に行きます。入場料金は1500円ほど(中国は高い・・)

結構田舎に存在していてバイクで田舎道を抜けていくと・・・


立派な建築群がありました。素晴らしい。文化はミクスチャーしてこそ面白い。


ちなみにこの立園は一つの大きな敷地に各種建築物があり一族の土地だったことがよく分ります。広東省の方々は中国の中でも血縁関係や先祖を非常に大事にしていると感じます。

こちらは恐らく先祖信仰か土着のシャーマニズムでしょうか?大切に祀られていますね。


敷地内には博物館も併設されていて色々歴史を勉強することもできるのがGOOD!


奥に入っていくと更に立派な建築群が。相当金持ちだったんだろうなぁ。
クリーム色の建築物好きなんですよね。


内部も各種資料や当時の家具などがそのまま展示されているので当時の金持ちさんの生活を伺い知ることができます。大きく時代が転換するときの文化って面白いです。日本で言うと明治維新の頃ね。


今回も大満足でした!中国の中では比較的がっかり世界遺産と言われることが多いです。確かに一部の外観だけをみて終わりにしてしまうとそう思うかもしれませんが、時間をかけてゆっくり見ていくと当時の華僑がどうであったか?江門文化はどうなのか?というのが分かるので個人的には十分に世界遺産の価値があると感じています!


次回は広東省のハワイ?と言われている海辺の町、茂名にバイクでいきます!

ではでは!

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です