これは2022年12月の出来事。2022年ラスト旅行!年末からの休みで5日間ほど年越しの旅行に出てきます。選んだ行先は広東省の北隣にある江西省。今回のブログでは南昌のレポートです。
国際的にはそれほど知名度がなさそうですが隠れた名スポットが多い面白な省です。

広州からは1000キロ近く離れています。まぁ中国では割としょっちゅう1000キロ移動はありますね。しかも中国全体からみるとほんの少しの移動距離なんですよね。

今回は夜行列車で向かいます。14時間弱の寝台車の旅。僕が一番好きなスタイルの旅です。めっちゃワクワクします!


そして寝台列車での定番夜食であるカップラーメン!普段カップラーメンなんてあんまり食べないんだけど夜行列車で食べるカップ麺は異様にうまい。中国旅したことが有る人は理解できるはず(笑)。


南昌は人口800万人もいるそこそこの都会ですが、北京や上海、深圳と比べると大分見劣りしてしまういわゆる地方都市と言ったところです。観光地も特に面白いスポットもありません。
ちなみに名物は焼きビーフンとつぼ焼きスープ!これは死ぬほどうまいわー!最強!醤油の香ばしい味わいとビーフンとしては珍しいモチモチ食感なものです。



そしてこの地図で拡大しているように南昌で唯一全国区の知名度を誇る鄱陽湖周辺の巨大な湿地帯へドローンを担いでシェアカーを運転していってきます!

南昌市内からは車で1時間半ほどの70キロくらいの距離にあります。南昌へ行くことが有る場合は絶対に行った方が良い大自然スポット。
上空から見るとそれはもう壮大な景色です。釧路湿原を思い出しますがこの角度で湿原を眺めるのは初めてかもしれません。(高度120mということにしておきます)


実は湖畔周辺にはちょくちょく集落があるので湿原とのコントラストを楽しみます。独特な村の雰囲気が実に素晴らしい。夕焼けの時間だから光の当たり方もパーフェクト。

特に誰もいないのと野鳥も低空飛行をしているので飛ばし放題です。新しく買ったmini3proの操縦練習にはもってこいですね。

湖畔には鳥が食べた残骸?でしょうか。湿地帯らしいものが結構ありました。これも結構いい雰囲気を醸し出しているのがいい。村では湿地で取れた魚がたくさん干してありました。


夕食も湿地沿いの村で湖畔で採れた新鮮な食材を堪能します。江西省は基本辛い物を食べる地域ですがこの村では比較的辛さは控えめで素材の味がうまくいかされていました。


一つ気になったのは湿地から南昌まで向かう途中に見かけた大部分の村で葬式をやっていました・・・・コロナ政策を止めて感染爆発したせいでしょうか?すべて年配の方でした・・・まぁ季節の変わり目は亡くなる年配の方が多いですね・・・
南昌編はここまでです。鄱陽湖の湿地帯はお勧めスポットです。
次回は道教の聖地で世界遺産の山もある鷹潭へ行きます!
ではでは!