一緒に一度は行くべき ウイグル

人生で一度は絶対行くべき中国各省と自治区のスポット~新疆ウイグル自治区編その②~

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新疆ウイグル自治区の概要については是非こちらをご覧ください。ちょっと一般の日本人がイメージする中国とはかなり違っているので基礎知識があるとウイグルの話が面白くなると思います。


さて、今回は個人的に一番気に入っていて是非皆様にも行ってほしい町を紹介します。
秘境と言うわけではありませんので比較的行きやすいのかな?と思います。


カザフスタンとの国境の町・イーニン(伊宁)

おススメする理由としては

  • 国境に近い町だけあって中央アジアの雰囲気も漂っている
  • ウイグル文化が他都市と比べても中々濃厚
  • ウイグル人居住区では比較的気軽にお宅訪問をさせてもらえる
  • アヘン戦争の指揮を執った林則徐の最後の地


場所はこの辺です。中心都市ウルムチからはいくつか交通手段があります。十数年前はバスで10時間かかっていましたが・・・・以下いずれもウルムチからの出発です。

  • 高速鉄道・・・・・・5時間~6時間。1日5便ほど。
  • 飛行機・・・・・・・1時間10分ほどで直行便は一日3便ほど。
  • 夜行列車・・・・・・10時間。20:47分発で7:00着。宿代節約にはいいかも。
  • バス・・・・・・・・10時間。今は上記快適な移動手段があるので利用価値は・・・・

他にも乗り合いタクシーなどがありますが安全面を考えると高速鉄道か夜行列車か飛行機ですね!


個人的には旧市街のウイグル人居住区の散策がおすすめです。観光地化されつつありますが、親切なウイグル人たちがお茶や食事をごちそうしてくれます。
僕が行ったときは日本から来てくれたなんて!と感激されお金を頑として受け取りませんでした。後で知ることになるのですが、イスラム教の人達はガチになればなるほど基本超絶おもてなし精神に溢れています。


今時見かけることが少ない伝統的なウイグル式住宅が多く残っています。やはり文化的には中央アジアの国々に近いのでシルクロード感満載です。靴を脱いで絨毯の上に座ったりしますね。


顔つきもいわゆる東アジアの黄色人種ともかなり違います。人種的にも言語的にもトルコ人にかなり近いようです。ただし文明の交差点的な地域なので混血も多く、色んな顔つきのウイグル人がいるのも中々興味深いところです。


町自体もそれなりの規模なので宿泊と食事に困ることもありませんが、国境に近いエリアなので、宿泊時にはきちんとしたホテルに宿泊しましょう。未だに外国人が泊まれるホテルとそうでないホテルで区別されています。かなり昔ですが私はひと悶着ありました・・・・


中国の場合無難なのは地球の歩き方に乗っているホテルに宿泊するのが良いと思います。


カザフスタンに抜ける前に立ち寄ったイーニンでしたが非常に魅力的な街なのでカザフスタンに行く行かない関係なく是非立ち寄ってみることをお勧めします!

今回のお話には出てきませんが郊外には大草原もあり魅力満載!現在は中国人旅行客の間でもかなり人気のようです。

次回は定番人気観光地のカシュガルです。

ではでは!

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