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人生で一度は絶対行くべき中国各省と自治区のスポット~新疆ウイグル自治区編その⑤~

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新疆ウイグル自治区編もこれでラストになります。一つの行政単位としては面積の広さが中国ではNO1で魅力的なスポットも多く、イスラム教徒で独特な文化を持つウイグル人が暮らしていたりと旅好きにとっては最高の地域です。


今回は外国人が気軽に通過出来て素晴らしい体験ができる国境を紹介します。


その他の魅力ですが日本には無い魅力として陸路での国境越えがあります。
新疆ウイグル自治区の地図を見てみましょう。

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中国とは14か国と国境を接していますがそのうち8か国が新疆ウイグル自治区と接しています。
バックパッカー上級者の間なんかでは新疆ウイグル自治区のタシュクカルガンからパキスタンのフンザへ向かったりするルートが有名だったりします。


昔だとアフガンへ抜けるルートもあったとか聞きますが、外国人が今現在通過できる国境はそれほど多くないのが現状です。中国の多くの国境は地元の人のみが通過できるんですよね。

新疆イーニン → カザフスタンアルマトイ

  • 交通手段:バスと徒歩と乗り合いタクシー
  • 通過する国境:ホルゴス(中国語:霍尔果斯口岸)
  • カザフスタンビザ:2023年からカザフスタンビザは不要
  • 中国ビザ:2023年から恐らく観光ビザ&14日間のビザなし訪問再開予定

前回紹介させていただいたイーニンから陸路でカザフスタンへの入国が可能です。イーニンについての記事は是非こちらをご覧ください。


イーニンからホルゴス国境への直通バスが出ています。約2時間ほど。
その他ではイリ・カザフ族自治州中心地からもバスが出ていて、乗り合いタクシーなどでもOK。
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中国側のボーダーは中々な立派です。
人民元をカザフスタン通貨のテンゲに変える必要があるかと思いますが、カザフ側のボーダーに両替所があるのでそこで両替をするのも良し、中国側のボーダーで個人ディーラーから両替をしてもらってもOKです。

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中国側の国境比較的すんなり通貨できますが、場合によってはスマホやカメラの中身をチェックされることもあるので要注意です。軍事施設などの写真を撮っているとスパイ扱いされかねません。

カザフ側の入国はビザや荷物に難癖をつけられて賄賂を請求されることが今でも稀にあるようですが問題が無いことが確実なのであれば無視してOKです(笑)。


カザフ入国からは乗り合いタクシーでアルマトイへ行くのがベターです。
2000~3000テンゲほどでしたが、値段交渉をしっかりやれば少し安くできるかもしれません。

国境を一歩跨げば全く違う世界が一瞬で広がっていくのが陸路国境通過の醍醐味。
広大な草原と沙漠が広がっています。乗り合いタクシーで5時間ほどでアルマトイ到着。


アルマトイはかなり旧ソ連色が強くロシア系の方も多く暮らしています。


新疆カシュガル → キルギス共和国オシュ

以下情報ですが、現在は運航されていないようですので国際バスは再開待ちです・・なので参考情報として見て頂ければと思います・・・


現在はカシュガル→ウチャ→国境までの乗り合いタクシー→キルギス入国乗り合いタクシー→サリタシュ→乗り合いタクシー→オシュ。こんな感じでカシュガルを行き来することはできるようですがちょっと上級者で尚且つ時間がある人向けになってしまいましたね。

  • 国際バスが運行
  • イルケシュタム国境周辺は絶景
  • キルギスビザ:観光であればビザは不要
  • 中国ビザ:2023年から恐らく観光ビザ&14日間のビザなし訪問再開予定か?

こちらはかなりおススメのルートです。ただし時間はかなりかかりますので十分な時間の確保が必要です。筆者はキルギスからカシュガルへ行きましたが逆ルートもOKです。

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オシュはキルギス第2の都市。中国だけではなく、タジキスタンやウズベキスタンなどへの国際バスも出ている交通の要所にもなっています。


カシュガル行きの国際バスは夜出発で約30時間ほどかかります。また、キルギス側はとんでもない山奥を走っていくので一部舗装されていない箇所もあり体力勝負な一面も。
寝台バスなので一応寝ることはできますが・・・・・結構刺激的です。


当時を記した記事はこちら。


しかし中国への道は絶景の連続です。観光地ではありませんが一見の価値アリ!


因みに新疆ウイグル自治区の中心部であるウルムチからもカザフスタンやパキスタンへ行くバスが出ていたりするようなので是非調べて行ってみましょう!

このエリアの国境越えはもれなく絶景とセットになっているのでマジでおススメです!

新疆ウイグル自治区編は以上です。

次回はちょっと仕事の関係で香港をブラブラしてきたのでそのお話をします。
その次からは内モンゴル自治区編をスタートさせます。

ではでは!

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