いよいよスタート!内モンゴル自治区のおすすめスポットを紹介していきます!
内モンゴルの概要を理解していると今後の話が分かりやすいので是非こちらもどうぞ!
上級者が行くような超絶ヤバい秘境ではなく皆さんが行きやすく尚且つ素晴らしい体験ができるが観光客が殺到することのない絶妙なスポットを紹介していきます。
今回は東部編です。この赤枠らへんのエリアと思っていただければOKです!

東北地方は内モンゴルの他地域と少し違っていて東北地方の多くの地域では少し漢民族の雰囲気が濃くなっております。また、この地域は当時は五族協和を目指した旧満州国の一部にもなってました。

筆者の経験でもあったのですが、この地域の一部の年配の方はカタコトの日本語を少し知っていたり君が代を歌える方もいます。総じて日本人には親切です。

瀋陽や北京などの大都市から行きやすい通遼
東エリアと言えば草原です!内モンゴルの他地域は砂漠がメインですが東側は比較的緑が多くモンゴルっぽい広大な草原を見ることができることで有名です。
場所はこの辺です。

東部で一番有名なのはホロンバイルですがここまで行くには中々大変!中心都市ハイラールへの飛行機は中国各地から出ていますが便数が少なくコストも高い。しかも飛行機を降りてから行くのが中々大変。
そこで大都市北京と瀋陽から比較的近く観光客も少な目な通遼をお勧めします!
色んな地域から通遼まで行くことはできますが日本からの直行便も出ている北京と瀋陽からの行き方を紹介します!
まずは北京から通遼への行き方から。
- 高速鉄道-約4時間/一日2便
- 普通列車-約11~15時間/一日4便(2便は夜行列車)
- 飛行機-約1時間50分/一日2便
と言うわけで比較的便利なのは高速鉄道かな?と思います。時点は夜行列車ですね!
そして瀋陽からの行き方
- 高速鉄道-約90分/一日9便
- 普通鉄道-約4時間/一日5便
- 長距離バス-約3時間/一日11便
瀋陽からは色んな交通手段がたくさん出ていますが高速鉄道一択!かなーと思います。
通遼の概要はこんな感じ
- 紀元前771年ごろから歴史に登場した古いエリア
- 人口-約280万人(モンゴル族140万人)
- モンゴル民族発祥の地と言われる
中国で一番気軽に行ける大草原ー珠日河草原
中国の多くの大草原は結構辺鄙で秘境じみた所が多く中々気軽に行くことができないのですが、珠日河草原は通遼からバスで90分ほどで気軽に行くことができます。
場所はこの辺です。通遼市内から約90キロ。草原へ向かう途中の景色も中々素晴らしい。
通遼バスターミナルから珠日河草原の入り口までバスが出ていますが、本数があまり多くないのでタクシーをチャーターして行くのもいいと思います。と言うのもバス停から草原の中心部まで7キロ近く草原を歩いていかなければなりません。(帰りは草原に住んでいる人がバス停まで車かバイクで送ってくれます)
観光開発もされており、インフォメーションセンターやモンゴル料理が食べられるレストランなどもあります。写真はヨーグルトで粟を和えた現地名物です。乗馬体験をしたりモンゴル族のお宅へ訪問してバター茶などを飲んだりしたりと色んなモンゴル体験ができます。


景色な中々豪快です!ただし寒い地域なので草原を見ることができるのは7月中旬から8月までです。早く行っても遅く行っても草原を見ることはできないので要注意です。


これが5月に行ってしまった時の写真です(汗)ただの荒涼地帯ですね・・・


草原だけではない通遼の魅力
草原以外にも魅力的なスポットが結構あります!まずは・・・観光ガイドにも載っていない摩訶不思議スポットの怪樹林です。その名の通り面白い形状をした木の林があります。

行き方は少々難易度が高めですが一見の価値はあります。奈曼旗行の長距離バスに乗りそれらしい林が見えてきたら運転手に言って途中下車します。
周辺には何も無いので帰りどうするの?と思われるでしょうが、この地域では道端で通りがかった長距離バスに向けて手を上げれば乗せてくれます。有料ヒッチハイクのようなものですね。
くねくねした面白い木がずらりと並んでいます。




ここからバスで更に西へ進んだところに奈曼旗という歴史深い町があるので是非足を延ばしてみましょう。奈曼旗-通遼まではバスで2時間ほどで30分おきに1便ほどバスが出ていいるので結構行きやすいです。モンゴル風味満点の各仏閣や博物館などが目白押しです!
中国は基本漢字の国ですがそれ以外の文字も結構混在しているのが良く分かりますね!




東部編のお話は以上です!内モンゴルの中では通遼が一番行きやすく観光客も少な目なので是非行ってみましょう!かなりおススメです!
次回は中部エリアの紹介です!お楽しみに!
ではでは!