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人生で一度は絶対行くべき中国各省と自治区のスポット~青海省編②西寧周辺の穴場

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青海省特集ですが今回も省の都である西寧のお話です。西寧自体は普通のちょっとした都会ですが周辺には穴場観光スポットが点在しているので是非行ってみましょう!


このシリーズではマニアック過ぎず上級者以外の方でも行きやすく尚且つ観光客が少なめの穴場スポットを基本的には紹介していきます。

青海省がどんなところかをまず少し知っておくと今後のお話が入ってきやすいと思いますので①の概要編がまだの方はこちらを是非どうぞ!


前回記事では西寧市の中心部にあるスポットとグルメを紹介していましたが今回のスポットは省都西寧から少しだけ離れた周辺の町です!


古き良き中国とチベット仏教寺院が素晴らしい湟源県

湟源県は西寧市に所属している小さな町です(中国では市の中に県が存在しています。)
西寧市街地からは約60キロほどなのでタクシーで行くことも可能ですが、西寧のバスターミナルから小型の直通バスが出ているので安く行くのであれば小型バスをお勧めします。


ザンプリンカ(中国語:赞普林卡)は一見の価値あり!

  • チベット高原で唯一チベット仏教八大洲派を一体にした寺院
  • 世界で唯一のチベット王寺院
  • タンカ(チベット仏教画)は必見!

場所はこの辺りで湟源県の市街地から徒歩で行くことができます。


中々不思議な雰囲気です。流石八大宗派を一体にしているだけあって中国でよく見かける仏教寺院の雰囲気もあればコテコテのチベット仏教な雰囲気も漂っています。


ダンガール古城はオールドチャイナとチベタンとモンゴリアンな雰囲気を同時に味わえる旧市街。

上記ザンプリンカから徒歩で行けます。

ダンガールは中国語で丹噶尔古城です。チベット語のドンカールをモンゴル語に音訳して少し訛ってダンカール(丹噶尔)になったと言われています。
既に600年ほどの歴史があり別名では小北京と呼ばれることもあり、小さな古都と言った雰囲気が漂っています。昔から色んな民族の往来があった場所なので漢民族、チベット族、モンゴル族の雰囲気が混ざったような雰囲気です。

チケット売り場がありますが、一部博物館や建造物に入る場合はチケットが必要で街中をブラブラするのみであれば特にチケットは不要です。

メインストリートは1キロもありませんがオールドチャイナを十分に堪能することができます。少々北京の旧市街の胡同に似た雰囲気もありますね!


青海省一美しい道を走ってみよう!

ちょっと行くのが難しいスポットになってしまいますが中国一?とも言われている国道が西寧から南下したところにあります。

観光スポットではありませんが国道周辺は絶景です。今回は扎哈公路のお話ですが他にもグランドキャニオンのような坎布拉国家森林公園やラーメンが結構有名な回隆県があります。


ひたすら道を走しって風景を味わうのが楽しみ方。行き方は一番いいのは自分でレンタカーを借りてのんびり走る事です。
問題になるのは中国はジュネーブ条約に加盟していないので日本で取得した国際免許は中国では使えません。したがって中国の免許が無い場合はレンタカーを借りることができません。

しかし!中国では日本の免許証保持者であれば正式な免許以外に1年有効の臨時運転許可を取得することができます。免許取得自体も簡単なのですが合わせていつかブログで解説したいと思います。

それも難しい方は現地の旅行会社で車をチャーターするかタクシーをチャーターしましょう!旅行会社などは地球の歩き方で調べればOK!


扎哈公路は化隆回族自治県と支扎チベット郷に跨っており、多くのチベット系住民が暮らしており、濃厚なチベットの雰囲気を味わえます。

高原地帯の為か雲が非常に近く感じます。


素晴らしい景色が延々と続いています。チベット系住民が多くいる小さな町もあります。小さなラサのようですね!


西寧と西寧周辺のお話は以上です!

次回は黄河文明の黄河の一番上の源流を紹介します!

ではでは!

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