今回から具体的に広西チワン族自治区のおすすめスポットを紹介していきます。僕のブログでは上級者でなくとも比較的行きやすいけど知名度もあまり高くなく、それでいて非常に楽しい穴場スポットを紹介しています。
1本目のブログで広西チワン族自治区の概要を紹介しているので是非ご覧ください。どんな所かを知っていると話が分かりやすくなると思います。
前回も書いていますが広西チワン族自治区のほとんどの都市に行ったことがあります。
- 柳州
- 賀州
- 南寧→首府=日本で言う県庁所在地
- 百色
- 北海
- 防城港
- 来賓
- 貴港
- 玉林
- 崇左
- 梧州
全部書いてしまうと以前と同じような旅行記になってしまいますのでノリリンセレクトでいくつかを紹介していきたいと思います。
チワン族自治区唯一のマイナー世界文化遺産の岩絵
まずは世界遺産!えーメジャースポットじゃん!と思う人もいるかもしれませんが、今回紹介する世界遺産は恐らくですが中国人の80%ほどは知らないと思われるマイナー世界遺産。
世界的にも世界遺産マニアの間でしか知られていないかもしれません。
中国語では「崇左花山岩画」で、場所はこのあたりです。
北京の天安門のような有名世界遺産だと長期休暇とかだと人が殺到してしまいますが、ここはマイナーなだけあって常に空いています。
行き方は前回記事にもあるチワン族自治区中心部の南寧からスタートした場合はまずは寧明という小さな町へ向かいましょう!バスで約3時間半です。
岩絵までの公共交通機関はあまり多くないのでタクシーをチャーターして行くことをお勧めします。

”岩絵は明江という川沿いにあって入り口から船に乗って岩絵があるエリアまで向かいます。
山に囲まれた川を船で疾走するのは中々楽しい。途中で操縦もさせてくれますので是非トライを!

15分もすれば岩絵スポットへ到着します。2000年ちょっと前に描かれたものと言われています。
当時の生活の息吹が生き生きと描かれております。


周辺には旧フランス領事館があったりと少しだけ見どころもあるので時間があればついでに行ってみましょう。近現代の歴史の勉強になります。


ローカル感満載!静かに旅行したい人は靖西へ!
上記世界遺産がある寧明からそれほど遠くないところに靖西という小さくベトナムに近いところにある町も結構なおすすめスポットです!古い美しい村があったりだいし
靖西が所属している百色市は空港があるので広東省の広州からも直行便の飛行機で安く行くことができます。チワン族自治区中心地の南寧からは高速鉄道で1時間半ちょっとです。
百色から靖西までは長距離バスで約2時間半です。
場所はこの辺り。ベトナムからかなり近く南部はベトナムと国境で繋がっています。
まずはカルスト地形とキレイな水がとても美しい鹅泉を目指しましょう!11番や8番の路線バスも出ていますが結構歩かなければならないのでタクシーで行ってしまうのが良いかも。
透き通った水と尖がった山々に癒されます。


そしてチワン族自治区では一番美しいとされる旧州古鎮。中国の映えスポットとして少しずつ有名に。
こちらは市内から直通バスが出ているのでそれを利用しましょう。
実に美しい。また普通に人が暮らしているので現地の人ののんびりとした暮らしも垣間見えます。




市内に戻ったら独特なご当地グルメを。タロイモの澱粉で作った餃子がおススメです。
甘酸っぱいタレと絶妙なコンビネーション。

次回も引き続き広西チワン族自治区を紹介していきます!
ではでは!