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人生で一度は絶対行くべき中国各省と自治区のスポット陝西省編②陝西省北部は極上すぎ

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陝西省編第二話です。僕のブログではマニアック過ぎず中級者でも行きやすいが穴場スポットであり観光客が少なく尚且つ素晴らしい体験ができる場所を紹介しています。


陝西省は上記条件に当てはまるエリアはさほど多くはないのですが、北部には素晴らしいスポットが点在していますので今回は北部の話題です。

内モンゴル自治区との境界にある榆林市は魅惑的なスポットがいっぱいです。
場所はこのあたりです。


基本陝西省の北部全部が榆林市ですね!面積がかなり大きな地方自治体です。また、一言で表すと田舎なのですが炭鉱が多く地方自治体別一人当たりGDPランキングは常にTOP10に入っているというお金持ちな町でもあります。


砂漠と特殊地形が魅惑の榆林市

基本的にこの地域は非常に乾燥したエリアで沙漠がちな地域。内モンゴルへ抜けていくこともできるので欲張りな観光客には非常にマッチしているかも。
陝西省北部地域のゲートウェイにもなっている町なのでまずは榆林を目指しましょう!日本からの直行便は出ていませんので西安か上海あたりから向かうことを想定します。

西安から向かう場合

  • 高速鉄道:約4時間半
  • 長距離バス:約7時間半
  • 飛行機:約1時間

飛行機がお勧めです!エアチケットも高速鉄道も値段はさほど変わりません。

上海から向かう場合。

  • 普通列車:約20時間(直通の高速鉄道無し)
  • 飛行機:約2時間45分

ここは飛行機一択になるのかも。


摩訶不思議ワールド・波浪谷

その名の通り波を打ったような不思議な地形を見ることが出来る穴場です。
ここへ行くのは少々大変。ちょっと秘境じみた場所で榆林市のはずれは位置にある靖边県にあり、ここへは榆林市から長距離バスで2時間半ほどです。

靖边県の中心地から波浪谷は40キロ近く離れており直通バスも出ていますがタクシーをチャーターしていくのも手かなと思います(おおよそ5000円~6000円ほどで往復してくれると思います)


ちなみにこの地域は豆腐が結構おいしいので冷奴のような美味しい豆腐を試しましょう!中国語でも豆腐を記載するのでメニューを見ればオーダーできるはず。セットでヒエの御粥もおススメ。


歴史を感じるマイナータウンの神木市

市とありますが中国の行政区分は日本とちょっと違っていて市の中に小さな市が存在していることも良くあります。地方自治体の規模で言うと省>市>小さな市>県>鎮(場合によっては県と同じ)>郷>村。入れ替わっていることも稀にありますが大体こんな感じ。

神木市あ榆林市に属している小さな市です。特に何か凄いものがあるわけでは無いのですがオールドチャイナ感を存分に味わうことが出来る小さくもステキなマイナーな街。

神木へは榆林から鉄道で約1時間で行くことができます。


まずは神木の旧市街を目指しましょう。小さくて観光客がいない西安か北京の旧市街のような面持ちで静かにゆっくりと街歩きを楽しむことが出来ます。
夜はライトアップされるので少しロマンチックな気分に浸ることが出来るかも。旧市街には道端で麺を手打ちで作りその場で茹でてくれる屋台があり最高です。コシが抜群です。


街から少し出ると広大な草原とゴビが混在したようで素晴らしい風景。


街のはずれには小さな山があり頂上には石窟が点在していました。盗掘されまくって荒れていますが中々味わい深く歴史を感じます。


賑やかで栄えている榆林市

ラストは市内中心部に戻って市内観光で。
石炭で経済が潤っているせいか陝西省の北部のはずれの町とは思えないほど町は栄えています。
レトロなバイクを見かけることも・・・旧市街にある写真左の鐘楼周辺が旧市街の見どころが集まっているスポットです。街歩きを楽しみましょう!


街の北側外れには万里の長城の一区間があるのでこちらも是非!鎮北台という名前のスポットで昔々は哨戒所だったとか。歴史を感じますね。


今回は一部行きにくいスポットが入っていましたが陝西省北部は他にも色々面白いスポットが点在しているので是非皆さまも自分で探索してみましょう!

陝西省のお話は以上です。次回からは中国では中々存在感を発揮できていない河北省のお話。

ではでは~

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