吉林省おすすめスポットシリーズ2話目です。今回から本格的に僕のブログの内容に合致した面白スポットを紹介していこうと思います。
僕のブログでは中級者でも行きやすく尚且つ観光客も少ない穴場で素晴らしい体験ができるスポットを紹介しています。旧満州国の首都があった吉林省がどんな所かは概要編でまとめていますので是非こちらもご覧ください。
冬季限定!中国トップレベルで美しい秘境村
秘境村と書きましたが吉林省第2の都市である吉林市から2時間ほどで気軽に行けるところにあります。中国語では「乌拉满族镇」の外れにある「雾凇岛」と呼ばれる川の中州です。
行き方は吉林市のバスターミナルから「乌拉满族镇」行のバスで1時間半~2時間です。
「乌拉满族镇」のバス停車場から徒歩で中洲の「雾凇岛」へ渡れます。
基本川全部ではないのですが一部凍っているので氷の上を上手くわたっていきます。
「雾凇岛」と名の付くように雾凇を見に行きます。日本語では霧氷ですね。
ここで言う霧氷というのはちょっと特殊な環境が生み出す絶景です。
松花江という川の上流に豊満ダムがあり、水温が若干高いためマイナス20度以下の環境となってもすべて凍結することにならず凍結していない水が外気温との温度差のために蒸発して湯気のようになります。そこで蒸発した湯気が外気にさらされて凍り木に張り付くことで雪とは違う真っ白な絶景が完成します。




実に美しい風景ですが島の上には満州族の小さな村があり優しい村のおじいちゃんの家に宿泊させていただくこともできます。東北の村の生活を体験できます。

生活様式は中国他地域とはちょっと違っており床暖房の効いた床に座って食事をし床に布団を敷いて寝ることになります。中国多くの地域ではベッドなので少々違う感じです。
おじいちゃんおばあちゃんの満州時代の貴重な話も聞けレストランでは中々出てこない農村の手作り料理を食べさせてもらえます。


霧氷は吉林市内でも観測できます。教会とのコントラストも中々悪くないです。




次回は北朝鮮との国境に近い朝鮮族の方が多く暮らしている延吉の紹介をしたいと思います!
お楽しみに!
最近の中国は北京や上海の発展した大都会のイメージがありますが、田舎にいけば昔の後進国ようなのどかな風景がありそうですね。。
おっしゃる通りです。大都会から超絶田舎や保守的な少数民族までなんでもアリなのが面白いなーと思います。是非他の記事も見てみてくださいね~