貴州省編スタートです!日本の方で貴州省をよく知っている人はあまり多くないかもしれません。四川省のように三国志で出てくるわけでもないし、広東省のように深セン市のような大都市があるわけでもありません。
中国国内でも旅行を趣味にしている人以外にとってはそれほどメジャーな存在でもない貴州省ですが少数民族に興味がある方や冒険好きな人にとっては最強の省です!
コロナ前は結構冒険好きな欧米人バックパッカーもうようよいました。
僕も昔日本で生活していたころに中国旅行で最初に足を踏み入れたのが貴州です。
位置はこの辺りで山間にあります。
貴州省概要
- 中国南西地方にある海なし省
- 人口に対する少数民族比率は39%
- 定住している民族は約18種類といわれる
- 主に漢族、ミャオ族、プイ族、トン族、トゥチャ族、イ族、仡佬族、水族、回族、ペー族、ヤオ族、チワン族、ショア族、毛南族、满族、モンゴル族、仫佬族、チャン族などなど
- GDP:280,454百万ドル
- GDPはフィンランドと同じくらいで中国では33の自治体のうち21位
- 食事の味付けは酸っぱくて辛い物が多い
- 発酵食品も多い(フナのなれずしのようなものなど)
- ちょっと気性は激しめか?
- 大自然も多い(壮大なカルスト台地や巨大な滝など)
- 面積は中国では16番目(日本の約半分ですね)

他には僕の主観になってしまいますが街を歩いているとお○○いが大きい方が他地方に比べてかなり多かったような印象です。
省都貴陽市は貴州省へのゲートウェイ
貴陽市は貴州省の省都(県庁所在地に該当)で多くの日本人や外国人の方はここから貴州省の旅が始まるのではないかと思います。
貴陽市へは日本からの直行便は現時点で出ておりませんが、中国各地から直行便が出ているのでアクセスは比較的容易です。
北京から
- 北京西駅→貴陽北駅 高速鉄道で9時間弱
- 飛行機:北京大興国際空港から1日十数便で約3時間
上海から
- 上海虹橋駅→貴陽北駅 高速鉄道で約9時間半
- 飛行機:浦東空港、虹橋空港合わせて1日十数便で約3時間

十数年前は街中を牛が闊歩したりするような地方都市中の地方都市でしたが現在では地下鉄も通り高層ビルが立ち並ぶ近代的な都会になっています。ちょっと大げさな対比ですが左は2007年に町の片隅で撮影したもので右がコロナ期間中に撮影したものです。


貴陽は僕のブログで提唱している中級者でも行きやすく尚且つ観光客も少ない穴場で素晴らしい体験ができるスポットというのはほぼありません・・・
市内のナイトマーケット巡りや貴州省博物館をめぐるのが貴陽の楽しみ方になってくるのかな?と思ったりします。
そのなかでも青岩古鎮は貴陽郊外にあるちょっとした観光スポットです。
貴陽駅から約30キロほどの距離ですが駅からは203番バスで直接行くことができます。約一時間ちょっとですね。タクシーだと3000円ほどで行けるかと思います。
古鎮は古い町とか村って意味です。ここは少数民族の村ではないのですが明の時代や清の時代の古い建築物が状態よく保存されているので一見の価値はあります。


というわけで貴州省編スタートです。
貴州省は穴場的スポットが盛りだくさんです!
次回以降詳しく紹介していきます!
ではでは。
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