少数民族 旅行

人生で一度は絶対行くべき中国各省と自治区のスポット貴州省編②魅惑の貴州省東部

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貴州省編第2弾!秘境あり大自然あり少数民族ありとバックパッカーがそそる要素盛りだくさんな貴州省ですが僕のブログでは中級者でも行きやすく尚且つ穴場で観光客も少なくそれでいて素晴らしい体験ができるスポットを紹介していきます。


貴州省は東と西で少々違った顔を見せてくれたりもするので今回は東側をメインに面白いスポットを紹介していきたいと思います。

さて、中国政府が認定し発表している民族の数は56種ですが、人口が少いとか文化的な所属がはっきりしていないとかの理由で政府に認定されていない少数民族が実は一定数おります。


必見!56民族に認定されていないイ革家族

イ革家族(イへんに革で一つの字)は中級者でも行きやすい所に暮らしている中国政府に認定されていない少数民族です。
貴州省の黄平、凱里、麻江などに分布しており人口は約6万人ほどいるそうです。

ちょっと豆知識ですが中国の身分証明書は赤枠のところに民族欄があり漢族だったら漢、ミャオ族だったら苗と書かれます。
イ革家族は民族と認定されていないのですが「イ革家人」と書かれるそうです。

少数民族 旅行


日本人旅行者が一番行きやすいのは凱里市北西にある麻塘村です。ここは住民全てがイ革家族です。
行き方は貴陽市から高速鉄道で凱里まで。時間にして30分ほどです。
そこからタクシーで30分ほどで麻塘村に行けるのでアクセスは抜群です。


観光客も少なくのんびりと村を回ることができます。観光地化もあまりされていないので昔ながらの暮らしを垣間見ることができ村人も気さくな方が多い。


イ革家族の女性の帽子が特徴的。
基本的に白い帽子をかぶっています。この形状の帽子がイ革家族の特徴です。
若い人が出稼ぎに出ているようで赤ちゃんは基本おばあちゃんが面倒みているようです。


イ革家族の方々はろうけつ染めも得意で美しいアイボリーカラーの染め物も購入することができるのでお土産に是非購入してみましょう!レストランとかは無いので食事をとってから来るのがいいかもしれません。


従江はミャオ族とトン族の村がオンパレード

岜沙ミャオ寨は気軽に行けるミャオ族の雰囲気を感じられる最高の村

位置はこの辺です。従江の中心地から南に6キロほどで直通バスも出ているので便利。


少々観光地化されてはいますが、男は鎌で頭を剃っていたり狩りをするための銃を持っていたりとほかの村では見ることができないミャオ族らしいミャオ族達に出会うことができます。


高床式は山中に暮らす少数民族ならではかもしれないですね。ラオスやベトナムでもよく見かけるような建築様式です。


村の入り口で売っている焼肉ライスバーガーは最強にうまい。ちなみにモチ米です。


伝統的な暮らしが残る高增トン寨も必見

寨というも基本的には村と大差はありません。
従江戸から気軽に行けるトン族村です。


ここも従江中心部から直通バスが出ているのでアクセスは抜群に良いです。
タクシーで行っても15分ほどで行けます。

先ほどのミャオ族は900万人超、トン族は300万人近くと人口がかなり多く少数民族業界ではかなりメジャーな存在で都市部で働く人も多く中国南部で生活していると比較的身近に接することになる少数民族たちです。

トン族集落の大きな特徴は必ず大きなトン族様式の塔がいくつか建っています。一般住宅も高床だったりと結構特徴的でトン族村では建造物を見ることがメインになるかもしれないです。
小さな村なので半日もあれば回れてしまいますが、ゆっくりと時間をかけて回りましょう。


絶景が堪能できるライステラス

中国で有名なのは桂林や雲南省にあるライステラスでロンリープラネットなどにも紹介されていますが、ここ従江にはそれに負けていない素晴らしいライステラスがあるので時間があればぜひ足を延ばしてみましょう!

その名も加榜梯田。ミャオ族の傑作です!市内のバスターミナルから直通バスで約1時間ほどです。
山間の小さな集落にありますが見応えは抜群です。


結構辺鄙な場所にあり、バスの本数も少ないのですが、現地には宿泊施設もあるので1泊してのんびりライステラスを散策することがお勧めです。

絶景です!ドローンを持っていけばなお美しい風景が撮れるのではないでしょうか?


どうでしたか?貴州省は内容も盛りだくさんです!
次回も面白スポットを紹介していくので是非ご覧ください!

ではでは。

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