投稿者: 江西省編のお勧めスポット紹介第二弾！僕のブログでは中級者でも行きやすく、なおかつ観光客が少なめ、しかも絶景や面白い内容が盛りだくさんなスポットを紹介しています。
今回紹介するのは江西省南部に鎮座している贛州市の紹介です！
是非江西省の概要編も見てくださいね！概要が分かれば今後の記事も読みやすくなると思います。
自然と文化と政治の何でもそろう贛州市
旅行に行く目的って人それぞれですよね？自然が見たかったり文化遺産が見たかったりとあると思いますが基本殆どそろっているのがここ贛州市です！
省都の南昌から列車で行くのが便利です。
高速鉄道：約1時間半～2時間
普通列車：約4時間～5時間
江西省では2番目の都市で南部では最大の都市なのですが、面積も巨大で市の中に小さな市があったり県があったり鎮があったりします。
また、客家人のシャングリラとか客家人の都と言われるくらい多くの客家人が住んでおり、街中で聞こえてくる言語は客家語がメインです。
場所はこのあたり。
中国三大ライステラスの一つに数えられる上堡ライステラス
ライステラスは中国語では梯田と書きます。中国で非常に有名で地球の歩き方やロンリープラネットにも載っているのは桂林の近くにある龍脊梯田と雲南省にあるハニ族が作った元陽梯田がありますが、江西省にも全く引けを取らないライステラスがあります。
その名も上堡梯田。少し辺鄙な客家人の集落なのですが、一見の価値アリ！ぜひ頑張っていってみましょう。贛州市街地からはかなり離れているのでバスを乗り継いでいくかツアーに参加するのが便利です。
行き方：基本は長距離バスで行くことになります。
①贛州バスターミナル→崇義県バスターミナル 1時間おきに1日10便（約2時間）
②崇義県バスターミナル→上堡梯田 1日数便（約1時間半）
ライステラスがある山のふもとにバスが到着するのでそこからは徒歩で登っていくかライステラスの中間の村まではバイクタクシーで行くこともできます。
一般的なホテルは無いので農家に少しお金を払って宿泊することもできます。
3食おいしい農家仕様の客家料理を食べさせてもらえるのでお勧めです！
それが難しい方は崇義県のホテルに宿泊しましょう。
何となくですが客家人の生真面目さが出ているぴちっとしたライステラスですよね！どの季節に行っても違って表情を見せてくれます。
政治と歴史の勉強なら瑞金へ
瑞金市は贛州市の中にある小さな市です。ここは中国共産党にとっては出発点でもあり歴史上重要な場所でもあります。中華ソビエト誕生の地です。
しかしながら中国人からも忘れ去られてしまっている微妙な共和国。
まぁ当時は清朝とか中華民国とか軍閥の存在感が抜群でしたからね。
毛沢東をはじめとする中華人民共和国建国の主要メンバーがソビエトに倣って産声を上げたのが中華ソビエト共和国です。
行き方はいたって簡単。贛州駅から高速鉄道で1時間ちょっとです。
見どころは建国当時の各種政府機関の跡地。基本市街地から遠くないところにあるのでタクシーや路線バスを利用して回ることになります。
まずは臨時政府の跡地を見に行きましょう。
当時レーニンに相当なびいていたことが分かりますね。
どの政府機関跡地に行ってもレーニンの写真が飾られています。
タクシーをうまく使えば1日で全ての政府機関をコンプリートすることができます！
是非色々回ってみましょう。
次回は美しい村が点在する婺源です！ではでは！