江西省シリーズ3つめ!前回は自然豊かな農村と政治色が強い歴史スポットの紹介でしたが、今回は江西省北部の伝統的な生活と建築物が残る美しい村を紹介します。
江西省の概要についてはこちらをご覧ください!馴染みの薄い江西省を少し理解しておくとこのシリーズの話が分かりやすくなると思いますので是非!
美しい徽州建築群は必見!婺源
安徽省にほど近い江西省の東北地方にある婺源は明の時代や清の時代に建築されたTHE中国的な村落が非常に魅力的!春に咲き乱れる菜の花畑も有名です。
場所はこのあたり。元々安徽省に属していたこともあり文化・言語的には安徽省南部に近い。
行き方はいたってシンプルです。
南昌をスタート地点とします。(南昌への行き方はは概要編をご覧ください)
高速鉄道:1日6便-約2時間~3時間(所要時間は便と路線によって異なります)
美しい村落は郊外に点在しているのでバスで回るかタクシーを1日チャーターしてもよいかもしれません。バスは婺源バスターミナルから各村落直行のバスが出ているので安くいく場合はバス利用がお勧め(市街地から村までは大体片道200円程度、タクシー一日チャーターの場合は1万円~1万5千円程度で交渉が必要)
婺源観光はまずはここに行こう!篁岭と李坑

観光スポットは非常に多くあるので今回はメインの篁岭と李坑の2つの村を紹介します。
篁岭
篁岭は市街地から25キロほど離れた郊外にあるメイン観光スポットです。
場所はこのあたりで市街地から直通バスで1時間ほど。
春には周辺に菜の花が咲いて非常に美しいと言われています。5月ごろがシーズンですね。




李坑
李坑村は婺源市街地からは10キロそこそこなのでアクセスはOK!バスターミナルから直通バスで30分ほどで気軽に行けるスポットです。
場所はこの辺りです。
真ん中に水の澄んだ水路が流れていて色んな魚が悠々と泳いでいる横に美しい明の時代と清の時代の建築物が鎮座しているいい雰囲気の村です。
過度な観光地化もされていないのでゆっくりと村を見物することができます。


今回は行きやすいメインの2つの村を紹介しましたが婺源には他にも観光スポットが盛りだくさんです!是非皆さんも自分ならではのお気に入りスポットを開拓してみましょう!
もし時間のある方は婺源の隣町である世界的に有名な陶器の町景徳鎮へも足を延ばしてみましょう!古代~中世の貴重な窯の後や貴重な陶器に巡り合うこと間違いなし!
江西省編は以上です!次回もお楽しみに!