黄河流域の超絶素晴らしい絶景を眺めて初日の出を見て中国で初めての地震に出くわしたりで最高のスタート切れた2024年。今回の旅の締めくくりは甘粛省の中心地・蘭州でラーメン三昧。
蘭州は甘粛省の省会(県庁所在地に該当)で前回記事までの内容とはうって変わってかなりの大きな町で都会的な雰囲気もあり地下鉄も普通に走っています。
蘭州市の見どころは基本郊外に点在しているので市内にはあまり見どころは無いので町ブラを楽しみましょう。蘭州は各地に夜市(ナイトマーケット)があるので探索してみるのが中々面白い。
夜市では中国北西地方各地の名物料理をつまみ食いすることができます。写真の「正寧路夜市」は地下鉄の西関駅から徒歩で10分ぐらいの距離です。
今回は羊の臓物スープと甘酒(写真無)と甘味(写真左下)を食べました!いずれも絶品。
中々おいしい。




朝食はラーメン。蘭州では朝ラーが主流です。町中にラーメン屋(牛肉麺と書いている店)があるので気に入った店に入ったり食べ比べをしてみると面白いです。
スープは牛骨で塩ラーメン風。値段は160円。蘭州は物価が安い。



本場蘭州のラーメンは5つの色が無いといけないといわれています。ラー油の赤、パクチーの緑、麺の黄、スープの透明、大根の白です。
麺の太さも選べます。大寛(指二本分),二寛(指一本分),韮葉子(ニラの太さ),二細(直径4ミリほど),三細(直径3ミリほど),細(鉛筆くらい),毛細(針金ほど)。個人的に二細がおススメで麺のコシを存分に味わえます。

町の北部に黄河が流れています。シルクロード風のモニュメントが多くあるのが冒険心を引き立ててくれます。




町の中心部はちょっと都会風。


そして夕食は別の店でラーメン。この店のスープはかなり薄味でおいしい。
豪勢にセットメニューにしました。蘭州は広東と違い物価が安くセットでも440円ほど。


旅行ももうすぐ終わり。
2008年に初めてシルクロードの旅行をした時の出発点が蘭州でした。このスタート地点がこの蘭州駅。16年もたちましたが変わらぬ雄姿で感慨深いです。
変わった点といえば駅前の地下街にある個室映画館がすべてなくなっていたことでしょうか。
当時はそこで〇〇が行われていたんですよね。
甘粛省の旅もここでおしまいです。飛行機で広東省に戻ります!
今回も素晴らしい旅でした!次回は一生に一度は行くべきシリーズの再開で福建省編です。
ではでは!