福建省編スタートです!筆者は何度も足を踏み入れている省であり多くの世界遺産があったり自然遺産もあったりしかもアクセスも良く気軽に行くことができる省です。
もちろん僕のブログにマッチしている穴場もたくさんあります!
福建省は海に面しており古代~中世のころから既に海上貿易を行っており比較的豊かな土地柄でマルコポーロも行ったことがあるのだとか。
福建省メモ
- 省都(県庁所在地に該当):福州市
- 人口:約4千万
- 一番栄えている都市:アモイ市(厦門市)
- 言語:閩北,閩東,閩南,客家などなど(お互いにコミュニケーション取れないレベルで相違)
- GDP:746,845百万ドル(ポーランドより少し多いくらい)
- 世界遺産:武夷山(武夷山市)、福建土樓(龍岩市)、泰寧丹霞(三明市)、コロンス島(アモイ市)、宋・元時代の中国における世界のエンポリウム(泉州市)
福建省は大まかに分けて北部と南部、そして客家人たちで文化と言語を分けることができると思っています。双方では全く通じない言語を話すので人が集まる大都市では割と標準語を日常的に使っている人も多いです。
因みにアモイや泉州など南部で話されている閩南語は台湾で話される言語とほぼ同じです。文化や食事もかなり類似しています。
福建省へ日本から行くには福州市かアモイ市か
観光地が多いのはアモイ市。僕のブログで紹介したいスポットへ行くのは福州市が比較的便利です。どちらも日本から直行便が出ています。
日本から福州市へ
成田空港からアモイ航空が月火水金土に運航(1日1便)
関西空港からアモイ航空、日本航空が日月水金に運航(1日2便)
日本からアモイ市へ
成田空港からアモイ航空、日本航空が日月木に運航(1日2便)
関西空港からアモイ航空、日本航空が日月火水木金土に運航(1日2便)
アモイは 80年台に実施した経済開放政策で経済特区に認定されたこともあり外資系企業が非常に多く進出しており、日系企業も多いことからアモイ行きの発着が多くなっているのかと思われます。福州も大都市なのですがアモイと比べるとどことなくあか抜けない雰囲気がするのはそのためか。
アモイは日本のガイドブックを見れば概要は分かると思いますので当記事では少しだけ福州の内容について書きます。

福州は昔は男の町と言われていた時代もありましたが現在は健全に観光することができます。
最大の見どころは三坊七巷
名前の由来はそのまんまなのですが、坊は昔で言う店舗のようなものでメインとなる光禄坊、文儒坊、衣錦坊と3つの坊があり、巷は昔で言う狭い路地の事で吉庇巷、宮巷、安民巷、黄巷、塔巷、郎官巷、楊橋巷の7つのメインがあるので三坊七巷と言われているようです。
地下鉄の南門兜駅-S4出口から徒歩で行けます。
明の時代と清の時代の建築物がほど良くリノベーションされ福州名物を食べたり町ブラを楽しんだりすることができます。




平潭島は絶対おすすめの穴場スポット!
一応福州市に属しているのですが福州市内からは120キロ弱も離れています・・・
しかし福州駅&福州南から新幹線が出ており約45分ほどで平潭駅まで行くことができるのでアクセスは以前と比べてだいぶ良くなりました。
島の路線バス網もそこそこあるのですが、新幹線を降りたらまず電動バイクを借りることをお勧めします。駅前にレンタル屋さんがあるようです。
电动车(電動バイクや電気自動車など)、出租(レンタルの事)なので街中にもこの电动车出租の看板を出している店は多くあるので是非借りてみましょう。

色んな観光スポットが点在している島ですが漁村が非常に魅力的です!
北港と言われる漁港近くです。灰色のレンガや石をくみ上げて建てた家が面白い。
民宿も結構ありおばちゃんの手料理がメチャクチャおいしいのでこれもおススメ。




ここは仙人井というスポットです。波が荒いので断崖絶壁も中々魅力的です。


島の中心部は結構にぎやかです。海壇古城というスポットです。
ここでも名物料理や海鮮を味わえるのでトライしてみましょう。




ちなみにこの島からは台北への船もでており3時間半で台北まで行くこともできます。
なので日本→福州→船で台湾→日本なんて周遊ルートも行けますね!
今回のお話は以上です。
次回はフォトジェニックな写真が撮れるお勧めの漁村を紹介します!
ではでは!