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【中国旅行】福建省週末弾丸旅行③魅惑の福建省南部グルメ特集【閩南料理の誘惑】

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週末弾丸旅行編第三弾です!いつもは旅行日記の途中にグルメの内容も書いているのですが、中国というデカい国で色んなご当地グルメがある中で筆者が一番好きなのが閩南料理なので単独記事にしてみたいと思いました。


福建省は以前は「閩」と呼ばれていました。その閩の南部なので閩南と呼ばれています。
現在でも車の福建ナンバーは「閩」で表記されております。

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閩南エリアは大まかにこのエリアです。

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独自の文化が色濃く残っているエリアです。現代台湾のルーツにもなっており言語、食習慣などはこの地域とかなり似通っています。(その他では客家人もこの地域から多く台湾に渡っているので同じく同様の文化風習を持っています。)

また、広東省の潮州・スワトウエリアとも言語、食習慣などではかなりの共通点があり、これは一説によると昔の皇帝が閩南人たちが海上貿易でかなり力をつけてしまったので広東省と閩南で分割し力を削いだことが現代にも繋がっていると言われています。


前置きがかなり長くなりましたがグルメ特集です!個人的に美味しいと感じたグルメを紹介します!皆さんも閩南へ行く機会があればぜひ試してください!日本人によく合う味付けです。

閩南料理は中国八大料理の閩菜の一派閥です。


閩南と言えばコレ!麵線糊!

閩南地域では朝食でよく食される麵線糊です。麵線は日本で言うソーメンに近い感覚でそれをトロトロになるまで煮てスプーンで食べるもの。
トッピングの自由度も高く色々トッピングを楽しめるのも魅力。写真ではこてっちゃんをトッピングしたシンプルなもの。

味はこのエリアらしくかなりあっさりで中国では珍しいタイプです。
横にある揚げパンを浸して食べるとうま味が100倍!是非食べてみましょう!

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泉州に行ったら絶対食べよう肉ちまき!

閩南人のソウルフードで日常的によく食べられています。
ちまき自体は中国全土にありますが、肉がごろっと入っているのとたくさんの濃厚なピーナッツソースをかけて食べるのが閩南流!もち米と肉とソースのハーモニーはもはや芸術を感じます。
とにかく絶対食べるべきご当地グルメです!

写真右がちまきで左がこちらも現地でよく食されるつみれ汁。最高です。
中国語では肉ちまき=烧肉粽,つみれスープ=鱼卷汤



閩南エリアの定番!鹹飯+牛肉トロトロスープ

こちらも閩南人たちのソウルフード。日常的に現地の人が食べているものです。
鹹飯の鹹はしょっぱいという意味ですがしょっぱいわけではありません。イメージで言うと独特な味わいのチャーハンに近いかと思います。
牛肉トロトロスープは牛肉にでんぷんを付けて茹でたスープででんぷんがスープのトロトロ感を生み出しており時間がたってもアツアツで食べれるのがうれしい。
中国語では牛肉羹です。似たような料理は広東にも香港にもありますね~。

左が鹹飯で右が牛肉羹です。因みに羹は日本語に訳すのであればトロトロスープです。



コリコリした触感が美味しい土笋凍

独特なゼリーです。ゼリー自体は普通ですが中身が独特なのでちょっとチャレンジ精神が必要なご当地名物料理です。

笋というのは日本語ではタケノコの事ですが土笋というのはゴカイの事です・・・
釣り餌として売られていることの多いあのゴカイです。
まぁ抵抗感ありますよね(笑)。ただし臭みも一切なく食感を楽しむための食べ物です。
弾力強めのゼリーとコリコリとしたゴカイの食感はわりと病みつきになります!



濃厚な味わいのご当地ラーメン鹵麺

中国は筆者個人的には麺の国だと思っています。日本のようなラーメンとはかなりイメージが違いますが、現地で独自に発展した各種麺が魅力抜群です。

鹵麺の鹵は閩南地方ではよく使用される手法で日本語で言うと煮込むというイメージに近いかもしれません。
この鹵麺のスープは他地域の麺とはちょっと違っててかなりドロドロ濃厚スープで味もかなり濃いめでニンニクの後押しもありパンチが効いています。それでいて海戦の出汁も感じる複雑な味わい。
日本でいうと天下一品に近いかも?麺はコシの緩い柔らか麺で老人でも食べやすい。

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グルメについては以下動画でも紹介しているので是非ご覧ください
https://www.youtube.com/watch?v=QYECSDNOjuw&t=22s


今回の弾丸旅行のお話は以上です!次回からまた一生に行くべきシリーズを再開します!
重慶のお話です!内容は若干薄めになりますがお楽しみに!

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