時がたつのは早いもので2022年2月20日にスタートした僕のブログも2年たちました。
どちらかというと自分が年を取った時に自分に見せるために書き始めたブログですが一定数の固定ファンがついてくれているお陰で少しずつ収益も上がり始めました!
今回は数回に分けて中国グルメの特集をしてみたいと思います。
マニアック過ぎない普通の観光客でも食べやすいけど日本の中華料理屋にではあんまり見かけないものを毎週土曜日に紹介していきたいと思います。
目次
地図で分ける味付けと料理のイメージ
中国は国土が広いことと中々食材を新鮮なまま食べることが難しい地域が多くあるので色々工夫がされた料理が多く地域ごとに料理の味付けがかなり異なっており中国料理と一言で片づけるのはかなり困難です。
まずは大まかに中国各地の味付けを見てみましょう!
激辛もあればしょっぱいのもあれば甘い料理もありバリエーションが非常に豊富です。

省や地域ごとに現地に行ったら絶対に食べてほしいものを順に3つ~4つほど紹介していきたいと思います。何となく日本で食べていた中華料理のルーツを知る事にもなるかも。
日本人の口にも比較的合う東北三省の料理
東北三省=遼寧省、吉林省、黒竜江省の三省で上記「ドカ盛りしょっぱい煮込み系多めエリア」です。
中国地図で言う右上のエリアで旧満州国があったり古代には高句麗があったエリアでもあります。
少数民族も結構住んでいて満州族や朝鮮族、モンゴル族などが多く住んでいます。
東北料理ですが日本でもガチ中華と言われているものに東北料理が入っていることがしばしば見かけられます。
特徴
- とにかく大盛!
- 味付けは少し濃い目でしょっぱい
- 米が美味しい(日本の米に近い)
- 水餃子が有名

おススメ東北料理はこの4つ!ご飯との相性も抜群に良いのですが基本どれもドカ盛りなのでひとり旅で食べるには少々不便なのが難点。
Z文字方向の順番で紹介していきます。料理名は中国語です。
- 地三鲜・・・ナス+ジャガイモ+インゲン+豚バラの炒め煮込み
味は濃いめでしょっぱい。日本のナス味噌のイメージに近い - 锅包肉・・・豚肉を揚げて甘酸っぱいタレをかけたもの。
- 乱炖・・・・トウモロコシ、インゲン、豚、ジャガイモその他色々を煮込んだ料理
汁気たっぷりでご飯が進みます - 小鸡炖蘑菇・鶏肉ときのこの煮込み。日本の筑前煮にちょっとだけ似ているイメージ




上記4つは東北地域に行ったら是非トライしてみましょう!
日本時の舌になじみやすい味付けだと思います!
内モンゴル自治区の乳製品と羊と蕎麦
内モンゴルの場所については冒頭の地図をご覧ください。「乳製品や肉料理が多め」エリアです。
中国語では内蒙古と書きます。
内モンゴルは世界で一番モンゴル系民族が住んでいる地域でモンゴル国の人口が300万人に満たないのに対し内モンゴル自治区は600万人以上のモンゴル系民族が住んでいます。
国が違えば同じモンゴル系民族でもかなり違う料理になっています。
- 内モンゴル・・・結構中華料理(漢人)の影響が強い。モンゴル語も漢語の影響強めで漢語からの借用語も多い。
- モンゴル国・・・ちょっとロシアや東ヨーロッパの影響が強くモンゴル風洋食が多く食されていてモンゴル語の文字はロシアと同じくキリル文字を使用。
特徴
- 豪快に塩ゆでした肉、豪快な丸焼き系が結構多い
- チーズやヨーグルト系の乳製品が多め
- 主食は小麦系が多いが蕎麦も結構メジャー
Z文字方向の順番で紹介していきます。料理名は中国語です。
- 烧麦・・・シューマイです。内モンゴル自治区の中心地フフホトを中心によく食されるシューマイ。日本や広東の物よりも大ぶりで羊肉を使うことも多い。
- 炒米・・・写真左下です。粟やヒエに似たようなモンゴル主食。写真の物はヨーグルトで会えたものです。そのまま食べることもありますが固いのでヨーグルトでふやかすと少し食べやすくなります。写真右上にもある各種パンのようなものも現地ではよく食べます。
- 蕎麦・・・面の味自体は日本の十割蕎麦とほとんど同じ!内モンゴルは海なしなのでカツオなどの魚系出汁ではないですが醤油ベースのスープは日本と少し似てます。
- 烤全羊・・羊の丸焼き!大人数で豪快に食べるのが滅茶苦茶楽しいです!内モンゴル名物の馬乳酒をガッツリ飲みながらかぶりつきましょう。




今回のお話は以上です!
今回は東北と内モンゴルでしたがこんな順番で紹介していきたいと思います。

僕のブログは専門書ではないので観光客向けにザックリとした内容のお話になっていますが詳しい話を聞いてみたい方は是非DMください!
ではでは!