今回のトピックスはちょっとセンシティブな話ですが男尊女卑そのものについて話をするわけではありません。中国が日本に対してと中国国内でよく言われている正しくないなと思う話についてです。
前回記事と同様に情報を鵜呑みにせずという中国人に言われっぱなしにならないような情報を筆者から提供させていただければと思います。
日本で売られている中国を紹介している本でも中国の家庭について紹介されていることが多いですが中国のほんの一部の話でしかないことを念頭においてください。
目次
中国人が日本に対して思う男尊女卑
これは結構単純でこの映画の影響がいまだに残っている場合や昭和のドラマのイメージがそのまま残っていて日本は男尊女卑ダーと言っているケースが散見されます。
まぁそういった現象や家庭が今でもある事は確かなんでしょうけども日本は~とかいう中国人程日本を全く理解していない噂話ベースだという事が分かります。
もちろん異論があることを承知で
- 専業主婦がいる世帯は結婚している夫婦の3割程度←これが大多数と言える?
- 専業主婦がいる家庭は基本的に家の財政は主婦が握っている
- 旦那は小遣い制で平均は3万円程度
- 家庭の出費権限は奥さんが権限を握ってる
日本人は男尊女卑で奥さんがかわいそう!という声を未だに聞くことがあります。かわいそう!私は主婦ではないので正直真相は分かりませんが本当に人権侵害レベルであればとっくに社会構造改革されているのかなとは感じますし主婦をしたい!っていう人もいると思います。
(まぁ家事をしない男が結構いて論争になっているのも事実ですが・・・・)
日本人でも中国人でもメディアを見かたを知らないのかな?と思うこともあります。
メディアって視聴率が必要なので「わかりやすいもの」「見て面白いもの」を報道することがあるので真実ではないですね。
では中国はどうなのか?
ハッキリ言って日本に対しては50歩100歩というかまずは自分の国へ目を向けてみろよ?というのが僕の感覚です。当然ドでかい国なので地域差や民族によってかなり違いがあるので今回は大都市にフォーカスをしてみたいと思います。
まず以前のグルメシリーズで使用した地図を再利用してみましょう。
中国で時々耳にするのが東北エリア(薄い緑色で囲った地域)の男どもは男尊女卑。まぁ北の中国人は比較的荒っぽい人が多いのは間違いないけど。
あくまで自分が見てきた東北エリアの家庭(20軒ほど)の範囲内での話ですが家で家事をやるのは大概男です。食事を作るのも片づけをするのも男です。(Z世代の若者あたりから変わっていく可能性も十分にあるけど)
確かに女性に手を挙げる人を見る可能性が高いのも北の方だったりもしますが・・・・
ただし中国人の言う男尊女卑は男が家で何もしない事を指していることが大半なのであくまで家庭内でどうか?というケースで話をしています。
北に対して南はどうか?
では地図上のビーフンエリア(オレンジ色の部分)の中国南部のお話です。
彼らは自分たちの事を男尊女卑ではないと言いますがどうでしょうか?
上記家事をするかしないか?女性の地位はどうか?という観点で見てみると・・・
割と男尊女卑です
中国人の目に映る日本以上でしょう。
雲南省の一部少数民族は女系社会で女性の地位が高いのもありますが多くの地域では男は家事をやらない家庭が半分以上でしょう。
食事を作るのもお母さん、しかも食事を先に食べ始めるのは男性でその間お母さんは台所で何かやっていることがほとんど。
半分食べ終わるくらいにやっとお母さんが席の端っこ、しかも粗末な椅子に座ることが多いです。当然皿洗いなどの後かたずけも女性の仕事で男衆は携帯で遊んでいるかお茶を飲んでいます。
この傾向は広東省の東部で特に多くみられます。
男系社会の傾向も強く、長男が生まれるまで子供を産み続けて長男に金をかけまくっていい大学に行かせようとするが娘には割とぞんざいな扱いで大学なぞ行かんでよい!というような家庭がいまだにあったり。
田舎っぽい思考というか古臭いですね。なので都市部のレストランには低学歴の女性が多く働いていることもあり大概は長男が大学に行って早く出稼ぎに出た娘が支えていることも。
なので筆者から見るとビーフンエリアの方が東北地方に比べてもよっぽど男尊女卑ですけどね~。更に言うのであれば日本よりも全然男尊女卑だよね(笑)
この話を現地にいる中国人以外の中国人にしても中々信じてもらえませんが現実です。
もし中国人に何か言われたら堂々とブーメランしてやりましょう(笑)
最後に
ステレオタイプとよく言いますが最近筆者は一種の洗脳に近いものを感じていて恐ろしさすら覚えます。こういう人に現実を伝えても全く通じないですしね。
そうなってしまうと世の中のホントの姿や良いものを見ることができなくなってしまう可能性がでてくるのでは?と思います。
お金持ちになる人や成功者、楽しく人生を歩んでいる人でステレオタイプの人を見る確率が圧倒的に低いのもそこに起因しているのかなとも感じています。
情報は自分で多面的にしっかりと検証する必要があるのかもしれないですね!
もう一点、自国で見る海外の情報は現地で現在進行形のものではなく少し遅れて入ってきている印象ですので最新情報だと思わずに見たほうがいいですね。
星を見ているのと同じです。自分のところへ情報が入ってくるのには一定時間かかっているという事を覚えておきましょう。
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