今回はビジネスマンとして知っておくべき現地の歴史の話です。
といっても三国志などの古代史ではなく近代史のお話はせめて知っておくべきかなと思います。
さて、歴史というのは非常に複雑なものなので良し悪しについて当ブログでは評価をするつもりはありません。
目次:
はじめに
ビジネスマンは政治家でも外交官でもなく会社の収益を上げることが目的なのでどこの国へ行ったくセンシティブな話については現地においては正しい正しくないを述べるのはタブーになるのですが知識として頭に入れておき何故現地人があのような発言をするのか?何故あのような行動をとるのか?というのは理解しておくのがベターです。
歴史とは何か?
一つの国に一つの歴史があって仮に他国と関わった歴史であったとしても自国の立場が如実に反映されているのが歴史であって事実を客観的に歴史としているケースはあまりないと考えています。
例えば筆者の経験ですと朝鮮半島を南北に分ける38度軍事境界線の板門店へ北朝鮮から入った時と韓国から入って時では双方行っていることがかなり相違していたこととアルメニアとアゼルバイジャンに行ったときもナゴルノカラバフ紛争については双方の話がかなり違っており、現在進行形で発生している出来事ですら双方食い違っているので歴史となると国や宗教ごとに大きく違ってしまうのは当然と言えます。
現代社会に直接かかわる近代史は必須
中国で働く上では現在進行形のトピックスが多く出てくるので現在の政治体制や各問題に直接大きく影響している事件を知っておくのは歴史の背景は知っておくのがベターです。
- 日清戦争(甲午戦争)
- 共産党の成り立ちと中華ソビエト共和国
- 第一次世界大戦ー対華21か条要求
- 国共内戦ー国民党と共産党
- 満州事変ー柳条湖事件
- 盧溝橋事件
- 国共内戦終盤
- 台湾・香港・マカオの話
- 中国改革開放と日本の関係
- 日本の経済援助
大まかに時系列に並べています。その他にも色々あるので地方や出張などで居住している地域以外の地域に行くことがあればそこでどんなことがあったのかを知っておくのも良いと思います。
筆者は歴史研究家でも学者でもないので歴史の内容をブログで書くことはしませんが知っておくべきでしょう。
発言をするうえで気を付けるべきこと
ビジネスマンとしては上記内容をわざわざ話題に出すのを避けるようにすると同時に地名についてはうまくかわせるような単語を使うようにしましょう。
領土問題や内戦問題は日本人が想像できないほど重いトピックスです。普段生活していく上ではそこに留意しておく必要があります。
ちなみに賢い人は結論が出せないトピックスを討論しないですね、賢い現地人もわざわざ上記のような話題を振ってくることは無いでしょう。
多少言い間違えたりしてもそこで叩いてくるほど過激な人が外国人の周りに寄ってくることは少なく多少の事は許してもらえるのですが筆者は結構苦い思いをしたり現地人を怒らせてしまった経験もありますが楽しい現地生活を送る上では無駄な衝突は避けたいところです。
過激な人たちの特性
これは日本を含めたどこの国でも言えることかもしれませんが、過激な人の特性として相手国にいる自国に対して敵対的な人を攻めるよりも自国の言語を理解していて自国に比較的友好的な人を攻撃対象にすることが多々あります。
(日本でも日本語を話す外国人インフルエンサーに攻撃的な人ちょくちょくいますよね)
まぁ友好的な人は少なくとも現地人に攻撃的では無い事と言葉が通じる事に起因しているのかもしれないですね。何もわからないです~的に振舞っていれば過激な人に絡まれる可能性も少ないのかなと思います。
現在の若者はコレ系の話にうんざりしていてむしろ給料のいい仕事無いのかよ!みたいな個人なことを考えている人が多いですが。
今回はかなりセンシティブな話題なので少々オブラートに包んでいますが以上です。
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