中国ビジネス

中国ってどんな国?ビジネスマンが知っておくべきリテラシー編⑧各種リーダー像の話②

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前回の記事の補足です。前回書ききれなかったものを少し書いていきたいと思います。中国赴任者の参考になればと思うのと新人マネージャーの参考にもしていただければと思います。


前回記事でも述べましたように中国は日本以上にマネージャーでチームの業績が変わってしまうような気がしています。また、日系企業のマネージャーはプレーが一番すごい人、社歴が長い人、業務を一番よく知っている人がなりがちでただの決裁者(ハンコを押す人)になってしまっているケースも散見されます。


マネージャー像番外編

前回は少し記事が長くなってしまいましたので書きませんでしたがもう一つ個人的には非常にアリなんじゃないかな?というマネージャー像として・・・・・

超恐怖政治独裁者

一見すると結構怖そう・・・
ただし時と場合によっては必要なスタイルでもあると思います。

ただし独裁者をやるのであれば覚悟が必要です。
絶対に部下に弱みを見せることはできない上に中々の孤独感を味わうことになりますし色々敵も作ってしまうことになりかねませんが・・・・
しかもちょっとでも弱みを見せてしまうとあっという間に政権崩壊しかねません。(この辺は世界の独裁者が何故プロパガンダをしまくるのか?というのが見えますね)

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前置きが長くなりましたが、独裁でゴリゴリやるのが必要なケースとしては・・・・

①時間が無い
②解散スレスレ
③組織大変革中

大体こんな感じかなと思います。
まず①の時間が無いというケースは色々想定できるのかと思いますが一つ上げるとすれば今すぐ業績を出さないといけないケース。
例えば任期が1年しかないケース。1年で成果を上げようと思ったら部下を育てようとかじっくり部下と向き合おうなんて時間は無いですね。
一か八かリーダーの能力と知見でグイグイ引っ張っていくしかないです。

②の解散スレスレも似たようなケースで数カ月で成果を出さなければチームは解散だ!という場合もすぐに成果を出さなければいけないですね。
③の市場の大変革が起きた時も同じくです。例えばコロナとか金融危機とかですね。


ゴリゴリ独裁が必要とされるのはこれだけではないと思いますが必ずしも悪ではないという事が言いたかったです。
ただし独裁はいずれ破綻するという事も念頭に入れておきましょう。
筆者は独裁部長政権が崩壊していく様を何度も見てきています。
もちろん体力と能力と気合があれば長期政権も可能ですが・・・・それができる人はそれほど多くもない上にカリスマ性も兼ね備えてないと難しいかもしれないですね。

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何故か日本人はビビってやらないかもしれませんがマネージャーをやる以上はそれくらいの覚悟が必要なのかもしれないです。

マネージャーの仕事は多岐にわたっており筆者の数記事だけでは当然ないので色々勉強しましょう。中国に来て初めてマネージャーになる人も結構いるはずですが、プレーヤーとマネージャーは全く違う職種だという事だけは頭に入れて筆者の記事を参考にしていただければ幸いです。

次回はプレーヤーとして中国に来る方向けの記事にしたいと思います。
お楽しみに!


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