中国ビジネス

中国ってどんな国?ビジネスマンが知っておくべきリテラシー編⑨プレーヤーとして戦う

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前回まではマネージャーの視点での話がメインでしたが今回はプレーヤー視点でも色々考察していきたいと思います。


中国でプレーヤーになる場合は派遣駐在にしろ現地採用にしろ営業部門に配属されるケースが多めなので今回は営業の話をメインで進めていきたいと思います。

目次:


スペックデチューン

いきなりなんだと思われるかもしれません。
しかし中国で営業活動を続けていくと人生に大きく影響してしまう落とし穴があるので参考にしていただければと思います。

現地採用にする場合は現地で骨を埋める覚悟(移民)がある人か起業を目的としている人のみにお勧めしますと以前中国での働き方について記事にしました。
ここではその理由につながるお話になるかと思います。

スペックデチューン=日本で通用しない営業マンになりかねない

正直に言って中国で日本人が日本人や日本語を話す日系企業の中国人に営業するのは日本国内で営業していくよりも圧倒的に簡単です。
異国においては日本人に話しかけられれば圧倒的に安心感があることと日本商工会や各種日系企業同士の交流会があるため現地法人のTOPに会える可能性が圧倒的に高いです。
したがってアポイントが日本国内に比べ圧倒的に容易でしかもTOPに会えるので日本国内での営業活動に比べれば圧倒的に容易です。


そうなると日本で淘汰されたような人材でもある程度売り上げが立つ可能性が出てきます。もしくは日本でバリバリやっていたような人でもぬるま湯に慣れてしまう可能性もあります。

正直営業マンに求められる能力はそれほど高くない中で売れてしまうので出来る営業マンだと勘違いしてしまったり楽な営業に慣れきってしまい日本で求められる能力を身に着けられないもしくは失ってしまうリスク大なので要注意です。

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デチューン対策

将来日本に帰ることが前提になっている人は普段の営業活動の中でも上記の事を頭に入れておくこと以外に以下を意識しておくと良いと考えております。

①各種営業テクニックを普段の営業活動に意識的に盛り込んでいくことを心掛ける
②敢えてTOPではなく中間層のローカルスタッフとの面会を増やす

①については説明不要かもしれませんが海外にいる日本人同士であれば簡単に関係が作れてしまうのに頼らず敢えて営業技術を駆使した営業活動を展開し来たる日本への帰国や他国への転勤に備えましょう。キャリアは長期的に見ないといけないですね。
筆者も比較的営業技術については引き出しを多く持つようにしています。

②については日本国内にいるのと同じスタンスで営業をするという事です。イメージをすると担当者に会う→上司に会う→キーマンを探す→提案をする。みたいな感じですね。
日本国内でそこそこの規模の会社になってくるといきなり社長に会って社長に直接決めさせるなんてことは中々できないのかなと考えております。
したがって中国においてもある程度は営業の腕を保つためにも日本で行うような営業を出来るように訓練しておきましょう。

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中国企業を開拓せよ(要語学力)

日本人の場合は日系市場や日系企業の開拓が会社から与えられる任務だと思いますが、デチューン対策には中国企業の開拓を行うというのも一つの手です。
中国独特な部分もありますが基本的な考え方は日本国内での営業と変わらないので営業マンとしてはかなり鍛えられると思います。


た、中国に来ている以上日系コミュのみで中国生活を終えてしまうのはもったいないというか何も得るものも無く日本に帰った時にもキャリアとして見てもらえない可能性も高いです。

語学力も必要ですが中国語はそれほど習得が難しい言語ではありません。
欧米で活躍する日本人は基本英語でビジネスをやっている人が多いですが(少なくとも筆者の周りは)、中国で中国語をビジネスレベルで操れる日本人はそれほど多くないですね。日系に甘んじずにゴリゴリ中国市場開拓が出来るようになればそれは一つのキャリアであり実力であると思います。

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ビジネスツールを駆使しよう

業務というのは短時間で完結させるに限ります。
空いた時間で自己投資をしたり遊んだり旅行をして見聞を広めたりなど色々できますよね。
以下記事で中国にある企業登記情報検索アプリや入札情報検索アプリも紹介しているので是非ご覧ください。

https://noriotravel.tours/?p=10193


怠け者の末路

カンボジアやタイやフィリピンにもちょくちょくいるようですが生活苦になり難民化し日本人コミュから金を無心する老人やオッサンたち。
中国にもこれから多く出てくる可能性があります。

無能日本人であっても仕事を見つけやすい中国で要求される仕事のレベルも高くはないので怠けることができてしまいます。
それが十年二十年と続いてしまうとどうなるか?

海外長い人は変な人が多い

こう言われておしまうのはベースが無能でさらに怠けてしまい日本語も怪しくなってしまっているオッサンやジジイどもが目立つからです。ダメ人間は目立ちます。思考能力も失っているのでウソをついたり日本人のような道徳観も失ってしまっていることが多いです。
更に真剣に仕事もせずキャリアも築かずであればいつか仕事も見つからなくなってしまいます。

ダメなコースの一例として
日本で失業→中国に来て仕事を探す→怠ける→1年~3年で日系企業を転々→日系コミュに悪評が広がることと転職が多いことから日系に就職できなくなる→日本を開拓したい中国企業へ転職→クビ→中国企業へ転職→クビ→中国企業を転々→無職。。。

中国企業に入ること自体は良いのですが上記の現地採用組が中国企業に入るのはあまりいい傾向ではないかと思います。でもダメ人間でも就職できるのが中国企業・・・・何故かというと中国人では良い日本人人材なのかダメ日本人なのかは難しいと思います。

海外暮らしを楽しむにはコレ系の人たちとの付き合いには気を付けましょう。日本人と思って付き合ってしまうと失望感が大きかったりイラつくことも多いので彼らの事は日本人ではなく「日系人」だと思って接しましょう。異国の人だと思って接すれば大概の事は許せます。

最後は批判的な話になってしまいましたが海外現地採用で働くよりも日本でバリバリ出来るのであれば日本でバリバリやるかあくまで期間限定で本気でバリバリ海外で働くに越したことは無いです。

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