広東 旅行

醤油大国広東省の面白旅行スポット~巨大調味料メーカーの博物館と工場見学~

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世の中色々な観光スポットがありますがよく見かけるのは寺社仏閣だったり何かの建造物だったり大自然だったりすることが多いと思いますが工場見学も一つの選択肢にとして大いにアリです!


広東省には最先端を行く巨大企業が多く一般に生産拠点やオフィスの見学を受け入れている企業も一定数あります。日本の一部ツアー会社はBYDやテンセント等の見学ツアーを主催してたりもしますね!ただ企業見学ツアーに参加すると凄い金額がかかってしまうので一般観光客にはハードルが高いです。

多くの大手食品系工場は随時観光客を受け付けています

そこで広東省の中山市にある厨邦という巨大調味料メーカーの醤油工場に行ってみました!
場所は日系企業も多く進出している開発区にあります。
広州からタクシーで1時間~1時間半ほど。


筆者は南国広東クッソ熱い中バイクで行って来ました!
朝マックのチキンソテーマフィンが最高よ。
道中のガジュマルの木が南国情緒を醸し出します。


厨邦は広東美味鮮調味食品有限公司という会社のブランドです。
現在の会社法で言う会社成立日は2000年ですが清の時代から存在している長寿企業。
中山市では初の上場企業という事で中国全土で有名な大手企業です。


流石に資金力が豊かでエントランスが素晴らしい。
企業のやる気がプンプン漂っています。工場周辺は醤油の香ばしい香りもプンプンです。


入場料は20元=400円でした。
見学エリアは2階~4階に分かれておりかなり広いエリアを見る事ができます。
工場はショールームでありマーケティングツールなんだよね。


エントランスはこんな感じ。ブランドのやる気を感じます。


まずは2階で簡単に醤油の製法を紹介してくれます。
大豆ロードと言われる場所には大量の大豆がw
密集している醤油の瓶に脳みそが揺れ始めます。


ビデオで色々ブランドイメージや企業の歴史や製法について紹介してくれます。
醤油のキャラクターって結構日本の影響受けてる気がするんだよな。。。。


因みに中山市のこの工場があるエリアがまさしく日本でも有名でゆかりもある孫文(中国では孫中山と呼ばれることが多い)の出身地です。

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3階では色々醤油と企業の歴史も学ぶことができます。
古代の醬油工場の分布ですが広東と浙江省がかなり多いのが分かります。
広東の高温多湿な気候が大豆を発酵させるのに合っているとのことです。
蘇州周辺のトンポーロウと醤油の関係も紹介されているのが良いですな。


広東周辺の醤油は南派と言われている?ようです。
古い展示物ですが中国のド田舎に行くと時々見かける食卓ですが個人的にはこんな食卓結構好き。


昔の株券だ!昔は紙の株式だったんだよなぁ。
そんな時代に株を買ってみたかった。


4階では研究センターや物流センターを見る事ができます。
ただ土曜日だったのでフルで動いていなかったのが残念・・・・


所々に登場するキャラクターに大企業の本気を感じる。


膨大な敷地に大豆を発酵させるタンクが置いてあるのが圧巻です。


これAIで作ったっぽいポスターだなぁ(笑)

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そして休憩コーナーでは醤油アイスが2元=40円で売ってますが・・・・
味はちゃんと醤油味で非常に微妙です・・・明治アイスが食べたい(笑)
お土産コーナーでは色々な調味料を買えます。


他にも昔から醤油の産地だった佛山市にある海天というブランドも工場見学を受け入れているようです!日系の明治さんやキューピーの広州工場も随時受け入れているようですが是非中国メーカーの工場も見学してみましょう!

次回もお楽しみに!

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