中国は旧正月に大型連休があり在中外国人も里帰りする人や旅行に行く人が多くいます。
筆者も14年ぶりに中央アジアへ行ってみました!
元々中国へ来たきっかけもシルクロードへの憧れから。
中年オジサンとなった今でもシルクロードには惹かれ続けています。
目次:
中央アジアとは?
中央アジアとか東南アジアとか中東とか・・・基本日本から見ると全部西側にありますよね?
これは基本イギリスから見た視点です。
アジアの中でもイギリスから見て真ん中なのでセントラルアジア(中央アジア)です。
位置的にはシルクロードのど真ん中でもあります。
地図で見ると中国とロシアの大国に隣接してるエリアで過去にはソビエト連邦に属していた5か国(キルギス共和国、カザフスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、トルクメニスタン)+1(アフガニスタン)です。
5か国は旧ソ連構成国で結成されたCISのメンバー国(トルクメニスタンは準構成国)。
文化や食習慣においては5か国共通するものが多く宗教も多くがイスラム教を信仰していますが・・・民族や言語などは国や地域ごとに結構異なっています。
時折民族間や国境付近などでの小競り合いがありますが治安はおおむね良好。
旧ソ連とか〇〇スタンと聞くと何となく恐怖心を抱く日本人がいますが全くの色眼鏡と先入観でしかないので客観的に見れるようになればいいですね。

中央アジア最大都市タシケントへの行き方
現在は日本からもウズベキスタン航空の直行便が東京からタシケントまで週2便の火曜日と金曜日に出ているのでアクセスは抜群に良くなりました。
一昔前だとソウル経由や北京経由のルートも人気がありましたがコストを抑えたい場合はこんなルートもおススメです。
東京→香港(香港エクスプレス、往復3万円位)→広州(高速鉄道+地下鉄4500円位)→タシケント(中央アジア航空、往復4万~5万円)
中央アジア航空は広州との間で直行便を運航しており料金は格安ですがフルキャリアなので機内食やドリンクサービスも充実しており無料の機内専用wifiを使用すれば豊富な映画や番組の視聴や中国と中央アジアの協会にある山脈の絶景が堪能できます。


左が往路でロシア風チキンチーズハンバーグセット。
右が中央アジア定番のビーフプロフセット。(プロフは炊き込みご飯の事)


食事用テーブルの上にスマホが置ける台があるのは好感度高し。


日本人は絶対行くべきヤッカサロイモスク周辺
戦後のシベリア抑留と言う話を聞いた事がある人はほとんどだと思います。
実は日本人が抑留され強制労働させられていたのはいわゆるロシアのシベリア地域だけでは無いです。中央アジア各地でも日本人が強制労働させられていたという歴史があります。
ここタシケントもそのうちの一つでヤッカサロイモスク裏の墓地にタシケントで亡くなられた方が埋葬され慰霊碑が建てられています。タシケント空港からタクシーで15分ほどです。
入口に着くと少しだけ日本語ができるオジサンが出迎えてくれます。
入口はこんな感じ。

日本人が埋葬されているのは墓地の一番奥です。
オジサンが色々説明してくれるのでしっかりと聞いておきましょう。
因みにスターリンが抑留したのは日本人だけではなく、ドイツ人やアゼルバイジャン人もおり、同じくタシケントの墓地に埋葬されています。
こちらが平和記念碑とウズベキスタン各地で亡くなられた方々の記録。




日本人が平和を誓うのは素晴らしい事ですが・・・
既に武装解除をした日本人を拉致をして想像を絶する劣悪な環境で強制労働させたソ連やスターリンは国際法に反していないのか?反省をして平和を誓うべきなのは彼らも同じではないのか?
平和記念碑を建てるのは良いが、どんないきさつで日本人がここで死ぬことになったのかの概要くらいは示しておくべきではないのか?
墓地整備や平和記念碑は議員連盟や地元の管理人が関わっていたりするのは素晴らしいと思いますが、日本政府は何故関わらないのか?祖国へ帰れず亡くなった日本人を弔うことに税金を投入するのは全く悪くないと思いますが。しがらみがあったとしても世界各地の日本人墓地の整備には何らかの形で関わっていくべきなのではとも思いました。
すぐ近くに抑留者に関する博物館があるので是非行ってみましょう。日本風の建築になっているので見つけやすいと思います。(筆者が行った時は閉館日でした。。)


1960年代のタシケント大地震でも倒壊しなかったという伝説があり今でも現役で使用されているナヴォイ劇場も日本人抑留者が建設に関わったのだとか。
凄くしっかりとした美しい劇場ですよね!
オペラなどを見たい場合はドレスコードがあるようなので要確認です。


墓地から徒歩10分くらいのところに第二次世界大戦記念公園があります。
旧ソ連の雰囲気が物凄いので興味がある方は是非。


タシケント定番観光スポット
こちらは色んなサイトでも紹介されているスポットですがタシケントへ行ったら是非覗いてみて欲しいのでざっくりと書いてみたいともいます。
タシケント地下鉄
旧ソ連系の国あるあるかもしれません。
筆者も過去にベラルーシやアルメニアの地下鉄でもそうでしたが宮廷なのか?博物館なのか?
というレベルで美しいつくりになっていることが多いです。
詳しく紹介されているサイトもありますが移動時に適当に見て回るだけでも十分楽しいです。
これが普通の地下鉄駅ってすごいです!




チョルスバザール
やっぱりシルクロードと言えばバザール!
日本では中々見ない陳列物やシルクロードの雰囲気が漂うスパイスやハーブティーが素敵。
その中でも地下鉄で行きやすいチョルスバザールがおススメ。
青いドーム型の屋根が目印です。
どちらかと言うと旧ソ連感が強いタシケントですがバザールに行くとシルクロードっぽさを十分に感じる事ができるかもしれません。


ナン工房あって焼いている所も見せてくれます。
香ばしい香りがたまらないのと焼きたてナンは甘くて最高です。


バザールの外れには食堂も結構あるので安く地元風な食事をしたい方にはおススメ!
街中のレストランよりもかなり安かった印象です。
左上から時計回りに・・・
プロフ(中央アジア定番の炊き込みご飯でピラフの元とも言われる)
漬物(ピクルス、ロシアも含んだ旧ソ連圏では定番で脂っこいプロフに合う)
ナン(中央アジア各国の超定番。どんな食事をしても勝手に出てくることも多い)
シャシリク(串焼き料理。マトン、チキン、ビーフと豚肉以外は何でもある)




Holy Assumption Cathedral Church
(ロシア正教会)
ウズベキスタンは旧ソ連だったという歴史も相まってロシア系住民も多く住んでいます。
イスラム教徒が多いウズベキスタンですがロシア系住民の信仰は基本ロシア正教です。
タシケントにもいくつか美しい教会があるので見物してみるとイスラム教徒の比較にもなります。
ここで紹介する教会は美しいイコン多く飾られているので一見の価値あり。
残念ながら内部は撮影禁止。
真剣に祈っている人も多いので邪魔にならないようにしましょう。


その他観光スポット
地元民のデートスポットになっているMagic Cityやティムール広場とその周辺と各種モスクなど色々面白いスポットがありますので是非色々探索してみましょう!
サマルカンドやブハラが有名なウズベキスタンですが首都タシケントも魅力いっぱいです!
折角なので数日滞在して楽しんじゃいましょう!
またウズベキスタン名物のノリンは絶対食べてみて欲しいです。
細かく切った馬肉とかなり細い冷製パスタの組み合わせが絶妙です。
塩気と油が強めなのでチャイと一緒に。

タシケントの様子は動画にもしていますので是非ご覧ください。
中央アジアへ行く数日前は広東東部の河婆という客家人の町にも立ち寄ってました!
ここはブログで何度も書いているので省略します。よろしければこちらの動画をご覧ください。
潮州人の伝統芸能英歌舞は必見です!
次回記事では話が前後してしまいますが中央アジア旅行に便利な情報について書きたいと思います。お楽しみに!!