最近ヤフー記事に出ていたクルド人の話を見て少数民族や難民について思った事を書いてみたいと思います。
以下画像にはリンクも貼っているので記事を見たい方は直接画像をクリックして下さい。
最近日本のメディアを騒がせている埼玉県をはじめとしたクルド人問題。
クルドと聞いて多くの人が持つイメージは。。。
- 国を持たない世界最大の民族
- 中東各国で少数民族になっている
- 世界最強の民兵組織ペシュメルガ
- 迫害されている?
ヤフー記事の内容の一部を抜き出してみると・・・
- 多くのクルド人はトルコで平和に普通に暮らしている
- 多くのクルド人は差別など感じていない
- 日本に来るクルド人はほぼ農村部の低学歴者
さて、ここから先は正しいかは分かりませんが筆者が世界各地で見てきた少数民族と難民について筆者の考えを書いていきたいと思います。
以前も似たような内容の記事を書いたことがあるのですが・・・・
結局多数派に飲み込まれるか社会の多数派からはじかれるか
多数派になる軍事力や能力を持っているかそうでないか
かなり厳しく冷たい言い方になるかもしれませんが、軍事力を持って自分の生存空間を築けなかった民族はそれを築いた多数派に飲み込まれる運命になるのが世界の現実です。
ではアイデンティティに強いこだわりを持ち多数派に溶け込まない少数民族になった場合はどうなるかというと・・・
- 自分の民族の言語を学校や仕事で使用できない
- 言語が通じないので社会に馴染めない
- いい大学に入りにくい
- したがっていい会社に入りにくい
- なので多数派から見下されて劣等感を持ち始める
- 酷い場合は社会や政府からの迫害を受け市民権も得られず行政サービスも受けられない
(アジアだとミャンマーのロヒンギャ問題が有名)
このような現象は世界中でよく見かけます。
一見一民族一国家になってそうなヨーロッパでもジプシー達や国境線を跨いで同じ民族がいたりしますよね。
上記ヤフー記事ではあたかもクルド人が差別されていないじゃないかという印象を与えかねないですが、アイデンティティを強調せず多数派に馴染んだ現実的な方々を取り上げているに過ぎないと感じています。
他の国でもそうですが民族固有の言語を話さず(話せず)多数派民族の言語を話し多数派に馴染めるのであれば確かに差別が発生したり不利な状況に追い込まれる可能性は低くなります。
日本でもそうですね。
少数派を異端児として見下したり迫害したりするというのはもう人のデフォルト機能として備わってしまっていると思われます。
これを完璧になくすのは民族という概念と人としての個性を一切無くして全員同じで全員同じ肌の色で同じルックスになるしかないのではとすら感じます。
さて、世界には少数派であり多数派に馴染めず苦しい状況に追い込まれている民族が無数に存在しています。そのような方々は祖国を捨てて希望をもって生活拠点を変えるしかないのかなとも思いますが難民として海外に出たとて結局同じく少数派になってしまうので(日本のクルド人やインドシナ難民のように)中々に厳しい。そして荒れた生活を送る可能性も・・・・
中には現地多数派に馴染もうという方もいますが、それは同時に異民族の文化に取り込まれ他民族の言語を使って生きていくしかないです。
色々書きましたが言いたかったことは民族のアイデンティティを保って生きていくことができるのは非常に幸せな事でありそうなる為には多数派である事で多数派になる為には国を持つことでその国が独立を保てるほど強くある必要があります。
軍事力が弱かったアフリカ各民族は勝手に国境線を引かれたり言語を変えられてしまったり古来から続くものが途絶えたり滅亡している民族も多々。
一部日本人はもう中国に統治されてもいいやとか統治されるんじゃないかとか言っていますがそういう人こそ世界を回って現状を見たほうがいい。
また、自衛隊反対や天皇制反対の共産主義もどきのお花畑日本人たちもそれがどういうことなのか世界の現実を見たほうがいい。
国や民族が強い=その民族の平和と繁栄
俺らが日本人であり続けるためには日本は強くなければいけないんだ。