宜濱を離れて高速鉄道で東に30分。約120キロの道のりです。
長江沿いは重慶や武漢など大都市が多くその他の都市はその陰に隠れがち?ですが中規模都市の瀘州は銘酒「瀘州老窖」などがありかなりの存在感を持っています。
瀘州の場所はこちらです。
目次:

瀘州ってどんな所?
いわゆる地方都市ですが中国各地の2番手都市と同じように市街地はかなり賑わっているのと四川らしい茶館文化が浸透している長江沿いの時間がゆるやかに流れる活き活きとした都市です。
- 人口:約500万人
- GDP:39,276百万ドル(リビアと同じくらい)
- 名産品:瀘州老窖、瀘州白糕
- 主要民族:漢族、ミャオ族、イ族など
- 言語:瀘州話
方言の瀘州話は四川省の他地域と同じように筆者のイメージだと中国標準語が激しく訛ったようなイメージで慣れれば聞き取ることもできるようになってきます。
広東や福建のように完全別言語というわけではないです。
こちらが昔の瀘州市の東門。長江から入ってきた昔の人達は恐らくここから入城していったのだろうと推測できます。

市街地は結構栄えていて高層ビルやマンションも。
こちらは日本で言うセンター街の要なスポットで若者で賑わっていました。


中国大規模都市ではあまり見かけない夜市(ナイトマーケットも盛大に開かれてます)
日本人にとって夜市は台湾が有名ですが規模感で言えば瀘州が大きな感じです。


結局四川各地でよく食べられる缽缽雞(野菜や肉を辛口で煮込んだもの)を食べました。四川以外だと串のまま食べることが多いですがここでは串から抜いてさらに盛り付けて出されました。

宋軍vsモンゴル軍!宋の時代の重要要塞へ!
瀘州市から路線バスと渡し船を乗り継いて約2時間半の場所にある一部の人にしか知られていない隠れた歴史スポットがあるので向かってみます。
名前は神臂城遺跡です。Googleには直接出てこないので行く際は百度マップアプリなどで調べてみてください。
渡し船で長江を渡っていくのですが周辺は綺麗な農村で比較的豊かな農村なのではないかと思いました。また、非常に歴史を感じる製糖工場などもありました。


こちらが渡し船。雄大な長江を渡っていく時点で中々のロマンです。
ゴールデンウィーク中ですが観光客は20人~程でした。


神臂城遺跡は宋の時代の長江沿いにある重要な軍事要塞で度々モンゴル軍に攻められていたようで30年間も争ったとのことです。
船を降りてしばらく歩くと城壁が見えてきます。植物に浸食されているのに歴史を感じます。
築城は1243年との事なので約800年の歴史!


城壁沿いに歩いて歴史ロマンを全身で感じます。
上から眺める長江は中々いい眺め。




全く観光地化されていないので売店もレストランもありませんが定年退職した親父さんが自宅でちょっとした個人商店をやっているので手作り豆腐食べたり水を買ったりできます。気の良いおやっさんで無制限でおかわりさせてくれます。

観光地化されてて人混みが嫌だ!という人にはメチャクチャお勧めな中国人にもあまり知られていない穴場です。是非皆さんも行ってみてください!中国は北京上海だけじゃありません。
銘酒瀘州老窖博物館
瀘州老窖は中国全土で愛されている700年もの歴史を誇っている銘酒です。
筆者はあんまりお酒も飲まず普段は興味も無いのですが瀘州老窖のテーマパークと博物館があるので行ってみました!
ホテル近くだったので瀘州式小籠包を食べて徒歩で向かいます。
中国各地で肉まんを食べたことがありますが今回の物は肉が豊富で死ぬほど美味でした!

場所はこちらです。市内にあるのでアクセスは抜群です。
中国語では泸州老窖旅游区です。
こちらが入口付近。既に何かが発酵している匂いが漂っているのでちょっと酔っぱらいそうになります。右の建物は博物館。


博物館内部は色々歴史的な展示物がありました。
酒好きにはたまらないのかもしれません。
清の時代の陶器とか壺とかは芸術的で美しいと思います。


偉い人の銅像が。毛沢東と蒋介石が乾杯している歴史的写真も展示されてますね。


一部銘柄は伝統製法で作られているようです。


製品も売られていますが流石銘酒という金額で・・・・
好きな人にとっては高いものでもないのかも・・・


というわけで中国ゴールデンウィークの四川省の旅はここまでです。
次回は台湾南部の旅に出る予定ですのでお楽しみに!