居住地の広東に戻る前にちょっと寄り道で銀川にはこれと行った目的もなく来てみました。

長城の東端から列車でだいたい15時間ほど西北地方の連中はとにかくマナーのマの字も無い。
列車の中ははっきり言ってカオス。
中国の場合(ほかの国でもそうか?)結構マナーのよし悪しには地域差が激しく会って地域のGDPや経済発展度と比例しているような気はしてます。

因みに中国の北西エリアは総じてGDP下位の街が殆どです。まぁ~公共マナーが悪いだけでおもてなしの心は大いに持ってるんだよな。難しいところでございます。
銀川は寧夏回族自治区の中心都市なので街はコンパクトながらもちょっとした都会です。砂漠の中のオアシス都市といったイメージだね。
イスラム教徒の回族(ドゥンガン人)で当時の全体の人口250万人中回族は25%くらい。

さて銀川は三日間ほどの短い滞在で、面白い観光地もいくつか見てみる。
昔はこのエリアにも大きな王朝があってこの地域を治めていた王様のお墓。
相当ビッグな男だったのなだ。日本でいうと古墳ですよね。ミニピラミッド?

お次は誰もいない場所に突如出現する古いお寺のダブルタワー。お寺自体は本当にしょぼい物であったけどこのダブルタワーと周りのコントラストは本当に美しかった。
地元の人に言われるがまま行ってしまったという感じですが行ってよかった。

市内から100キロ近く離れた岩場に突如出てくる壁画群
写真だとわかりにくいかも。ユーモラスな壁画が多くてキルギスのイシク・クル湖沿いのものともちょっと似ていたかな。
実は岩絵や壁画は中国全国に存在していて個人的には岩絵大国だと思ってます。因みに広西チワン族自治区の崇佐市にあるチワン族の岩絵は世界遺産にも登録されているほどです。

もしかすると僕らみたいなアホが〇〇参上!みたいに岩をほったりしたら数千年後に遺跡として残ったりするのかもしれないね。何気ない人間の行動が後に大きな話になるのは面白いよね。

因みに銀川もシルクロードの一部。なので麺ロードは継続してるんですよね(笑)
コシが抜群でどんな麺を食べても間違いなく美味しい。

なんとなく立ち寄って見たけど本当に良いところだった。
今後もまた来ることあるんだろうなーいよいよラストスパート。
広東へ向かって出発です。
ではでは!