首都ビシュケクから車で1時間半ほどの所にある小さな町トクマクへ向かいます。
ここへ行く理由は
・ここにはブラナの塔がある
・ビシュケクから遠くへ行く時間が無いけど観光したい
ルートはビシュケクの東バスターミナルから383番マルシュでトクマクまで1時間。
トクマクの町からは212番のソビエツコエ行きのマルシュで30分。
マルシュはマルシュルートカの略でソ連圏では定番の乗り合いミニバスのようなもの。

トクマクからのマルシュが全然来ないのでタクシーで行くことに。片道だけで100ソム。ボッタクリでもないようなのでそのまま乗車。
運転手とってもいい人行く途中の道はずっと農道。
途中で知り合いの農家に寄ってお茶とイチゴで一服。

ブラナの塔へ到着。とても歴史のある場所。周辺には城壁の跡も残っておりベラサグンという1000年ほど前のカルルク・カラハン朝、西遼の中心都市だった場所の一部と言われています。中央アジアは面白い歴史と伝説が多いので興味のある人は是非色々調べてみるとよいかもしれません。

塔に登り歴史に思いを馳せる。周りの景色とあいまってとても清清しい気分になる。このコントラストがなんとも言えないハーモニー。観光客はほんの数人。静かでよい。

都市の遺構も残っていたり。石碑にはアラビア語表記があるのが興味深いですね。
ブラナの塔で市内行きのバスを30分ほど待ったが来ないのと道は覚えているので歩いて市内を目指す。
のどかな田園地帯が美しい。次回キルギスに行くときはトレッキングにも挑戦しよう。

市内にはちゃんとモスクがある。ウォッカやビールをガン飲みする輩が多いが・・・この国のイスラムの教えは緩めなのかな。トルコ同様世俗派の国ってことね。
そしてマルシュルートカに揺られて美女がうじゃうじゃいるビシュケクへ無事帰還。
おいしいシャシリクとビールで乾杯!!
もうすぐビールが違法な国へ突入なので今のうちにガッツリと!
ではでは!