無事に何とも安っぽいナゴルノカラバフのビザも取れたため
朝一のバスでナゴルノカラバフの首都ステパナケルト行のバスへ乗車。
国境通過の時間を含めると7時間くらいの道のり。

バスはチェコのバックパッカーと一緒だ。こいつロシア語ペラペラでアルメニア語も話せるようだ。
エレバン~ステパナケルト間の車窓から除く景色が非常に最高!世界どこを見てもこれくらいキレイな景色はあまりないかなと思います。
アルメニアとカラバフの国境地帯で左がアルメニア国旗右がカラバフ国旗。ほとんど同じで真ん中に白い線があるのがカラバフね。

一応大統領もいるようです(一応独立国家風味ですからね)選挙もあるようですがポスターらしきものはなんだかよくわかりません。

さて。。。。。ステパナケルトの見所は。。。無い。
強いて言うならこの自称共和国のシンボルであるモアイかな。ビザにも載っているしせっかく来たから見に行ってみると。。。
バスも無さそうなので歩いて向かいます。5キロくらいだったかな?
おおおおお!!ちょっと見えてきたぞ。

ってダサイ。。。まじでダサイ。観光客も誰もいない。
っていうか落書きだらけどーでもいんだろうな。

一応市内に戻って飯を食います。
市内をぐるぐる回っても本当に何も無い。首都?という割に何も無い。てか山奥の村って感じじゃないかなと思います。いつアゼルバイジャンが領土を取り返しにドンパチが始まるかわからない場所。
人口も全土で4万人ほど。本当に何にもないエリアです。かといって相手に譲ってもいいかというととてもそんなことはないです。ヤクザの縄張りの取り合いと同じです。一寸たり値も譲ってはいけないです。領土争いは上手な解決方法は中々存在しませんね。経済発展からもすっかり取り残されています。

やっと見つけた食堂で食べたこの塩漬けの川魚の干物は本当においしかった。ウォッカにもピッタリでしたよ!アルメニアの文字が読めないので頼んだメニューは結局焼きジャガイモと魚でした(笑)
市内をちょっと継続してうろついてみます。
1992年の独立?から20周年記念のようです。町中に記念のポスターが貼られていました。

首都とは思えない本当に田舎ですがのんびりとして空気もきれいで個人的には良い街だなーとおもいます。
そして戦争の跡地がそのままになっている激戦区のシューシ村。本当に破壊された状態そのままになっていて亡くなった方も非常に多かったようです。
残念ながら何故かカメラが全く作動しなくなってしまったので写真は無しです。
戦争で辛い思いをするのは一般市民なのだと。起こしてはいけないものだとも考えますが国の全体の安全や利益を考えると。。難しい問題です。
まぁ何とも言えないいわくつきの独立国家?です。ビザコレクターやマニアックな旅行をしたい人以外にはおすすめはしません。いつドンパチ始まるかも分かりません。
国と国の縄張り争いなのでガチです。
短い間しか滞在をしませんでしたか印象深いエリアでした。
ではでは!