これは2011年に大連で生活していた時の出来事。今回の旅は2011年2月の酷寒の時期に遼寧省西部と河北省東部へ行ってまいりました。大連はマイナス15度、葫芦島はマイナス18度。中々寒い。
大連からはさほど遠くない距離なので2泊3日で行ってきます。

列車で5時間ほどで到着です。夜到着でしたが中々賑やかな駅です。東北の他のエリアと違って満州時代の駅舎ではなく新しく建てられた駅舎かもしれないです。

外はマイナス20度の酷寒。葫芦島は夜歩いて楽しいわけでもなく死ぬほど寒いので温泉に向かいます。この町は興城という古い城壁都市以外に温泉が大量にあります。まったりするのは良いとして温泉が中々汚いのは笑えない。日本は水を汚さないように体を洗ってはいるのですがこの町にはそんな習慣が無いようで浴槽のお湯はオジサンたちの出汁が出まくっていました。
夜食を食べに麺を食べに行きます。大連とかはしょっぱい味付けのラーメンが多いのですが、この町は河北省に近いせいかスープに味はほとんどなく釜揚げウドンに近い味でした。可も無く不可も無くでした。。アサリがちょっと入っているのは悪くないですね。

朝から早速目的地の城壁都市興城へ行きます。路線バスで30分ほどで行けました。城壁都市で有名なので西安や世界遺産の平遥がありますが総じて観光地化されていてバーが並んでいたりショッピングストリートになっていたりで元々あった景観が損なわれた状態になっていますが興城は昔のまま。いかにも中国北部の雰囲気が漂っています。個人的には中国古い街ランキング2位です。
寒いので東北エリアの古い街は湯を沸かすのに薪を燃やしていることが多いので町の中は独特な薪を燃やす臭いが漂っています。この臭いを感じると北に来たなぁ。いいなぁ。と感じます。

町の中歩くのも飽きたので、続いて海辺に行ってみました。なんと!!!以外にも面白い光景が!流氷?というか海が一面凍ってしまっています。大連は不凍港なのでロシアに狙われていたりもしましたが大連から北上するとガチガチに凍ってしまっておりました。

一応波はあって氷がミシミシ言いながら少し動いているようでした。音がかなり大きく若干の恐怖心を感じていました。とにかく寒いのでひが落ちるのと同時に宿に戻ります。
北のエリアはあんまり屋台文化も発展していないせいか夜は割と静かですね。寒いから当然か。
今回のブログはここまで。
次回はいよいよ河北省へ突入です!
ではでは!