これは2011年大連在住時代の出来事。列車に揺られて葫芦島から南西方向へ向かい河北省の山海関へ。
山海関は秦皇島市の一つの区です。河北省と言っても遼寧省との省境ですね。小さなエリアです。

因みに山海関は万里の長城の東端とされておりました。(現在は丹東の北朝鮮との国境沿いにある虎山長城が東端となりました。https://noriotravel.tours/2022/04/25/dandong11/)ちなみに西端の嘉峪関は08年に行きましたhttps://noriotravel.tours/2022/03/06/kayokukan/なので東西の端っこを制覇したことになりますね。
因みに昔々満州国建国で暗躍した関東軍の名前の由来は山海関より東にある軍隊ということで関東軍と名前がついていたようで、日本の関東地方とは直接関係があるわけではないようです。
駅舎は新しく建設されたもののようで普通でした。ぼろくないので中は居心地がよかったです。

早速駅をでてバイクタクシーで長城へ向かいます。気温はマイナス15度。ノーヘルなので耳が取れそうになりますが気合で乗り越えます。
景色はいわゆる長城です。何かすごいものを見ているという実感はありませんでしたが意義がある旅行をするのは昔から好きなので感慨深いものはありました。記念になったという感じか。

観光客がいない万里の長城を見たい方には山海関はおススメかもしれません。万里の長城の定番コースは北京郊外で日本人観光客のほとんどが北京郊外の万里の長城を見ていると思います。中国人も同じくです。休日は観光客でごった返して身動きが取れないほどになってしまいます。
河北省は中国の中でも比較的食文化が発展していないエリアです。。。。有名な食べ物も少なく北京同様濃いめの味付けです。しかも一人で食べられるものも限られているので結局ラーメンかぶっかけ飯が選択肢になってきますよね。街中は当然ですがマクドナルドなどもあるのでローカル飯が苦手な人でも困ることはないと思います。
今回の旅はここまで!
次回は引き続き遼寧省の旅です。
瀋陽&撫順です。お楽しみに!