中国 遼寧省 瀋陽

中国 遼寧省の旅-旧満州国の大都市瀋陽(奉天)でノスタルジックな感覚に酔い田舎町撫順で感動の再会

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これは2011年に大連在住だったころの出来事。今回は遼寧省の瀋陽と撫順に行ってまいりました。

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現在の東北三省(遼寧省、吉林省、黒竜江省、内モンゴル自治区東部の一部)は色々な歴史をたどっていて、古代には高句麗だった時代もあり近代では満州国だった時代もあります。

日本人の間で故宮と言えば台北を想像してしまう人もいるかもしれませんが、台北の物は世界大戦後に中国大陸から色んな文物を持ち込んで建てたもので本家本元は北京と瀋陽にあります。なので中国の歴史上でも瀋陽近辺は重要な場所であったこともうかがえます。

また、東北三省では比較的反日ムードが低いエリアですが瀋陽は少し違っていて柳条湖事件が瀋陽で1931年9月18日に起きているため毎年の9月18日は柳条湖事件を忘れるな!といったイベントが大規模に開催されます。かといって日本人にとって危険な場所ではないので普通に行けます。瀋陽の町の様子は北朝鮮編でも詳しく書いているのでこちらをどうぞhttps://noriotravel.tours/2022/03/09/sinnyou/

瀋陽駅からほど近いところに西塔というエリアがありそこがコリアタウンになっています。北朝鮮の方や南朝鮮の方、中国の朝鮮族がレストランを開いたりサウナを営業したりしています。

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北朝鮮政府のレストランは滅茶苦茶高いので朝鮮族がやっているビビンバ専門店に入ってみます。流石にうまいです。本格的で小皿も大量に出てきます。最高です。キムチも程よい酸味でよろしい。

中国 遼寧省 瀋陽

コリアタウンはサウナ(日本の健康ランドみたいな感じ)も多くなるのでサウナで夜を明かすとします。南朝鮮式なのかきれいで清潔なサウナが多く、客も南朝鮮人が多いです。

いよいよ撫順へ向かいます。なぜこんな田舎町へ行くのかと言うと日本で私に中国語を教えてくれたお姉さまの地元で今回こっちに戻ってきているので実家に遊びに来い!との事でした。撫順は戦後に溥儀が監禁されていたのと日本とは中々関わりのあった町ですが興味のある方はググってみてください。

東北エリアは南方と違っていて男(パパ)が食事を作ることが多いようです。南方エリアの中国人男は基本家事をしない家庭が大半なので逆転していますね。

1年半ぶりに会います。直接実家に凸です。懐かしいですね~。お父さんが作る煮込んだ豚肉がメッチャ旨いです。

中国 遼寧省 瀋陽


夜は田舎の場末のバーに連れて行ってもらって暴飲です。いろんな人と知り合うことができて楽しかったですね。皆ここぞとばかりにお金使うけど平気なのかな?1本8000円位するウイスキーガンガン行ってたけど・・・・撫順の人の収入はそれほど高くないはずだけど。。。

朝は二日酔いのよれよれ状態で起床。パパが作るメシ最高にうまいっす!そこら辺のレストランよりイイ!!!今回の旅はここでおしまい!

帰りは撫順から高速バスで直接大連に戻りました。快適な帰路でした。

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