これは2015年5月の出来事。台北で無事バイクも借りれたので知人がゲストハウスを経営する花蓮へ出発進行です。今後も度々台湾に来てツーリングをすることになるのですが毎回の雨模様。
コンビニで雨合羽を買い気を取り直して出発。台湾はコンビニの数が異様に多い。100mおきにあるんじゃないか?

正直言って台北と中国大陸の中規模都市はとは大して変わらずいわゆる「台湾らしさ」と言うのを見つけるのは難しい。多くの日本人が台北に行って「台湾とは」と語っている人を見かけますが、外省人が多い台北はなんだかんだ台湾独自の個性は薄く中国大陸に近い雰囲気かと。
ガチの台湾っぽさ(原住民などの雰囲気や内省人ならではの文化と雰囲気)を味わうのであれば迷わず台湾東海岸をお勧めします。

約160キロの道のりだけど台北の道路標識や道が中々複雑で迷いに迷って台北を抜けるのに2時間近くかかってしまいました。

天候不順ですが頑張って山を越えていきます。風景は良いのですが雨がキツイ。しかもここでバイク屋から借りていたヘルメットを崖から落っことしてしまい30キロほどノーヘルで走ることに・・・

まずは花蓮への中間地点の南澳を通過。タイヤル族の故郷だそうでメッチャ寄りたかったけどさすがに宿到着遅くなってしまうのは申し訳ないので先を急ぎます。

南澳のコンビニで休憩をしているとタイヤル族と思われる年配の方が何か話しかけてきた、、タイヤル語?なのか何を言っているのか全く分からず中国語で返答しても向こうは理解していない様子。
試しに日本語で話してみると普通に日本語で返答が。台湾の少数民族は一部未だに日本語を日常的に使う方がいると聞いていたがこのタイヤル婆さんもそれ系か。

すっかり暗くなってしまった山道を進んでいくとやっと花蓮が見えてきました。町の明かりが段々を大きくなってきました。

何とか宿に到着。向こうが小学生のころから親しくしている康さんという台湾美女が新しく立ち上げたゲストハウスです。日本語でHPの紹介文を作るのを手伝ったりしていたので一度来てみたかったです。

康さんも旅好きで世界各国を回ってきただけあっていかにも旅好きが宿泊しそうなデザインとたたずまい。ちょっと洋風なオシャレな感じで観光情報も豊富に置いてありました。
康さんも他の典型的な台湾人と同じく超世話好きでおしゃべりな方です。色々台湾東部の情報について教えていただきます。彼女が小中学生だったころは英語で話していましたが今は僕が中国語マスターしたので中国語での会話。相変わらず台湾の若い女性の中国語は可愛い。
ちなみに宿代を払おうとしたら頑として受け取りませんでした。色々手伝ったからお礼にということで。無料宿泊。ありがたいね。
次回は台湾東海岸の絶景です!
ではでは!