これは2019年5月の出来事。前回ブログに続き山西省です。
最強の滝をみた山西省南部の臨汾から160キロほど列車で北上し平遥へ向かいます。

有名な西安がある事から陝西省が日本のガイドブックに載ることも多いですが、隣接している山西省も中々歴史が古く一見の価値がある史跡が多く存在しています。
山西省は以前は晋と呼ばれていた時期があり多くの大金持ちの商人「晋商」を輩出しています。
今回行った平遥古城は2800年前から存在しており1370年ごろから拡大を続け今の形になったとの事です。西安も大きな城壁都市ですが平遥も全く負けていないほど壮大な城壁都市です。
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要するに昔の都会なので現在でも夜は中々賑やかです。唐の時代なんかもこれくらい賑やかだったのかなと思いを巡らせてみます。



次の日の日中も引き続き古い町を眺めてみます。まずは外の城壁から。保存状態も中々良いですね。
実は中国の北方にはおそらく各省に古い城壁都市が存在していると思われます。



メインストリートは結構お土産屋が多く賑やかで見ているだけでそこそこ楽しめると思います。
各地に存在している城壁都市の中でも一番保存状態が良いのかな?と思います。



時々路地に入ってみると古き良き中世の中国を垣間見ることができます。



昼食はご当地グルメですね。この地方は基本的には粉ものが多めですね。

あまり白米を食べる機会は多くないです。特に好きなのは一番右の山西省名物の過油肉です。
その名の通り油をさっと通して炒めた肉です。極上の一品ですね。



古い寺院や廟が多く存在しているのも昔の都会だなと感じます。近代になってからはカトリック教会が建築されたりもしており、ミスマッチ感が何とも言えない。



中国の言わゆる古い町と言うのは過度なリノベーションが進んでしまっていてBARが立ち並んでいるストリートになってしまっていたり、シッピングモールみたいになってしまっていたりと幻滅してしまうことが多い中、結構昔ながらの形を保てているのには好感が持てます。

とても充実したゴールデンウィークでした。
次回の目的地は・・・福建省南部~北部の福州です!
何故か福建省に行くことは多いですね(笑)
ではでは!