【中国旅行】広東省にも秘境はある！連州地区の山奥にある天空のヤオ族村へドライブ

これは2020年4月の出来事。中国国内のコロナ騒ぎは一段落したのでいつも通り休日は旅行へ行きます。今回は広東省北部で湖南省との省境にもほど近い連州エリアのヤオ族村へ。

山間部の村をつなぐ交通手段があまり便利ではなさそうでしたのでシェアカーを借りて自分で片道280キロの道のりを走っていくことにします。

中国はシェア自転車から派生したシェアカーが非常に便利なので利用価値は高いです。シェアカーの使用方法についてはいつか詳しく書こうと思います。

広東省は広州や深圳など大都市のイメージが強く秘境や少数民族とは無縁と思われがちですが、前回ブログにもあるように広東北部にはショア族やヤオ族、ごく一部地域にチワン族が暮らしている村が点在しています。

【中国旅行】大都会広州にも少数民族村が！自然と共生するマイナー少数民族の畲族の村

車で5時間ほどかけて秘境系の村付近へ到着です。展望台から見るカルストの山々は最高ですね！神々が住む山と言われても信じてしまうほどの神々しさ。

ちなみに広東省はざっくりと南北で地形がかなり違っていて、線より上の北部は上記写真のようなカルストの大地が広がっています。

千年瑶寨と言われている巨大なヤオ族の村へつきました。カルスト台地の真ん中にある1000年前からあると言われているヤオ族の巨大な集落。
山の斜面に建っているので梯子を上ったり屋根伝いに歩いたりと中々面白い。

中々の絶景ではないでしょうか？村は残念ながら過疎化が進んでしまっているので人はかなり少なく年配のヤオ族の方々ばかりでしたが、過度な観光地化がされていないので現地の実態を見ることができるのは悪くないかなと思います。

周辺は稲作が盛んで棚田にもなっており、こちらも中々面白い雰囲気を醸し出していました。綺麗な水で栽培されたコメは思いのほか甘みと香りが強く、おいしかったです！このエリアの名物としては焼き鳥がありますが、大地を走りまわって育った鶏肉も歯ごたえ抜群で風味も最高！

近くにもう一つの小さなヤオ族村へ行ってみます。こちらは更に急な村の斜面にあって更にリアルな山岳民族の生活の様子を見ることができます。

建造物の保存状態がかなり良く、文化財にも指定されているようです。また、建築物の美しさもさることながら、村の一番上から見下ろす風景はまるで桃源郷。素晴らしすぎますね！

今回のお話はここまでです！週末でも来ることができる秘境スポット！
広東省に旅行や出張で来ることがあれば是非！

次回のお話は・・・・中国大陸最南端の徐聞へ行って参ります！

ではでは！