これは2022年6月の出来事。6月ともなると台湾よりもはるか南にある広東や海南などは連日真夏日でうだるような暑さと湿気との戦いになります。
夏は夏の楽しみ方があるということで海南省へ行って参りました!今回は初めての海峡鉄道です。以前は海南の南部にあるリゾートへ行くことが多かったのですが今回は北部の文昌がメイン。

交通手段は中々面白くてまず広州から海南省の海口まで夜行列車で向かうのですが、海南は島なので海を渡る必要があります。
広州駅から出発です!列車のチケットは実名で購入するので改札でパスポートを読み込めば検札完了です。以前は実名制メンドクサイなと思ってましたが便利な世の中になりました。


寝台夜行列車は何回乗ってもワクワク感が止まりません。夕食は夜行列車定番の日清!


写真と動画ではメチャクチャ分かりにくいのですが海南島へ渡るために列車ごと船に乗せているところです。ワイルドだな。船の中にレールがあって走って船に入っていきます。危ないせいか列車を降りることはできなかったです。

2022年はコロナ規制が一番厳しかったかもしれません。海南に到着し駅舎を出ると同時に強制PCRが待っています。しかもどこから来たのか?どこへ行ったのか?を根掘り葉掘り聞かれ記録されます。


結局駅を出るまでに1時間以上かかってしまいました・・・そんなに怖い病気なのかな・・?

今回の海南はレンタルバイクでちょっと辺鄙な海まで向かう予定です。レンタルバイク屋がまだ開いていないので朝食へ向かいます。
海南北部では広東と似たような飲茶(ヤムチャ)の習慣があります。内容も広東と似通っていますが、海南のヤムチャはマレーシアをはじめとする東南アジアの華僑がイギリスの午後ティーを真似た後に海南に持ち込んだものと言われています。
広東と違うのは自分でカウンターに取りに行く点ですね。




バイク屋でレンタル契約中。重慶出身のオッサンでした。海南でサービス業についているのはほぼ外地から来た人だなと感じました。借りたのはヤマハの125㏄スクーターです。125㏄とは言えスクーターは中々パワーがあって乗りやすいですね。


やっぱりスクーターは楽ちん。海南右上にある北部で一番美しく観光地化されていないローカルビーチへ向かいます。海口からは約50キロほどなので比較的気軽に行ける距離ではあります。右下の橋を渡ればもう目の前です。




到着です!人の少ないちょっとした秘境ですが三亜よりもはるかに美しいビーチです。管理もされていないので遊泳する際は注意が必要ですが素晴らしすぎます。小さなローカル売店もあるので半日まったりしていました。




数キロ離れた別のビーチに行ってみると廃船と美女のコンビネーション。素晴らしい。

そして食事は地元の野菜と海鮮です。運転なのでビールを飲めないのが若干残念。



風景も食事も大満足でした!次回は引き続き文昌のレポートをいたします!
ではでは!