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人生で一度は絶対行くべき中国各省と自治区のスポット~中国最北の省!黒龍江省編~

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黒龍江省編スタート!観光サイトや特集であまり取り上げられることも多くは無い省ですが日本とのつながりも深く魅力も詰まっている省なので是非行ってみましょう!


面積の大きさは中国では6番目。今回のシリーズでは面積が大きい順に紹介してます。

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黒龍江省の位置はこの辺です。中国地図の右上ですね。

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色んな見方がある歴史のお話ですが当ブログでは一切評価をしません。
今から100年~前くらい黒龍江省は日本や帝政ロシアの影響を受けまくっている地域です。


旧満州国の一部を構成していました。省都(日本で言う県庁所在地)はハルピンです。
「色んな伝説」を持つ伊藤博文が安重根に刺殺されたのもハルピンの駅です。

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有史以来色んな民族や国の歴史に振り回された歴史を持つ黒龍江省ですが現代中国の経済発展から少し取り残されているような状況です。経済指標のうちの一つである平均給与比較ですが黒龍江省は下から3番目で上位の上海&北京とは倍近く違ってしまっています。

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と言っても貧しいという印象も無いので日本人が行っても十分に楽しむことができます!

現地のザックリとしたイメージですが

  • 豪快な兄貴達が多い。
  • 意外と日本語学習者が多く、鶏西市は中国でも有名な日本語教育のメッカ
  • 相手と酒を飲みかわして意気投合すればそこからはブラザー
  • 有名な料理は少ないが、豪快な煮物などが多い
  • 寒い。しかし暖房が充実しているので部屋はとにかく暖かい
  • 大酒のみ多め(若い人はそうでもないかも)
  • 案外日本人には親切(まぁこの辺は色々な背景もありそうですね)

満州国になる前は帝政ロシアの勢力圏でもあったのでロシア風の遺構も多く残っておりそこが観光地になっていることも多いです。

と言うわけで省都のハルピンです!


省都ハルピンは優雅なロシア風な雰囲気と中国のミクスチャー

日本からも東京からハルピンへは直行便が出ており比較的行きやすい黒龍江省NO1の都市です。
また、第二次大戦後の日本に移住した中国人の多くもハルピンや黒龍江省周辺地域の方々が多いです。
残留孤児の方も黒龍江省をはじめとする東北が殆どですね。

ハルピンは満州国時代やロシアの建築物が非常に多く残っておりレトロな雰囲気を味わうのが楽しみ方。中央大街はロシアの街角にいるのかと錯覚します。
中央大街はキタイスカヤとも言われ、キタイはロシア語で中国人と言う意味ですね。


ロシア街を外れると満州国時代の建築物を多く見ることが出きます。


冬に行けば雪祭りや氷祭りを見ることができますが、入場料が異様に高く(5000円以上)札幌ほどの規模や凄さでもないので日本で見た方が良いかな?と考えております。


美人と丹頂の町・チチハル

チチハルは中国語で書くと齐齐哈尔です。省都のハルピンから高速鉄道で2時間弱、普通列車で3時間ほどです。チチハルは満州語で辺境と言う意味だそうです。

美人?の町と中国国内で言われることが非常に多いですが実際はご自身で行ってみて確認してみましょう(笑)。

チチハルは黒龍江省第二の都市ですが人口約150万人と中国としてはそんなに大きな規模ではありませんし、町自体はこじんまりとしています。


おすすめの季節は夏です。夏に行くと郊外の広大な緑の大地を見ることができメチャクチャ美しいです!また、ジャロン自然保護区(中国語:扎龙自然保护区)という非常にメチャクチャ美しいタンチョウが飛来する巨大な湿地帯があるのでおススメです。

北国は結構雲が近く感じる。非常に美しい。


冬は冬で魅力はありますが、これは絶対に夏に行くのが良いと思います!


温泉と東北地方最大の火山群・五大連池

五大連池は黒河市南部の小さな町で有名な火山群がある事で中国国内では少し知られた町。
観光客はそれほど多くないのでのんびり過ごすことができます。

夏の北国ならではの壮大な風景も十分に堪能できるので本ブログのテーマにもマッチしてますね!
チチハルからは長距離バスで3~4時間ほどです。

まずは火山群を見物しに行きましょう!果てしなく溶岩が流れた後が壮観です。また、溶岩で濾過された水も中々美味しいです。


街中に温泉街があるので是非行ってみましょう!中を先に見せてもらって気に入った温泉に入ればOKです。場所によっては不衛生だったりするので要注意ですね。

食べ物はいわゆる東北っぽいものですが、良質な水で作られた豆腐が中々良かったです!
キレイで水で取れたナマズ系の魚も臭みが無く中々素晴らしい。


日本ではあまりメジャーな観光先ではないかもしれませんが、黒龍江省は他にも色んな魅力が詰まっているので是非足を運んでみましょう!

次回は面積ランキング7位の甘粛省のお話です!

ではでは!

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