引き続き甘粛省のおすすめスポットです。今回は少々行きにくかったり車をチャーターしなければならなかったりと多少の冒険が必要ですが、絶対に行った方が良いと思う天国を紹介します。
甘粛省の概要などは前回記事に纏めていますので是非そちらをご覧ください。甘粛省がどんな場所かイメージしておくと今後の話も分かりやすいかと思います。
今回まずは甘粛省南部のエリアの紹介です。前回記事の蘭州のお話ではイスラム教徒が多いと書きましたが、南部はチベット系民族が多いです。したがってチベット○○自治州などの地方公共団体なども点在しています。

雄大な草原が広がる夏河はまさしく天国
夏河は十数年前は外国人の渡航が禁止されておりましたが現在は問題なく行くことができます。
場所はこの辺り。青海省に隣接していて四川省にも近いエリアです。チベット系住民が多いわけですね~。因みに夏河は県であって甘南チベット族自治州に属しています。
夏河県中心部までは蘭州からバスで行きます。230キロの道のりを約4時間ほど。
街中はもうチベット色ムンムン。街中には法衣をきたお坊さんを多く見かけます。街中の標識もチベット文字が表記されているのが雰囲気を醸し出します。

まずはラプラン寺へ行きましょう!街中から徒歩10分で行けます。チベット僧院が多くあるのとチベット住民や僧侶が暮らす住居も多くありますのでチベット文化を存分に堪能しましょう!




街中にはチベット人が経営するチベット料理屋も多く存在しているので是非トライしてみて!
特にドゥマという食べ物がおすすめです!
夏河最高の観光スポット!桑科草原
草原と言うと内モンゴルや新疆ウイグル自治区を想像される方が非常に多いのですが筆者が思う中国トップクラスの草原がここにあります。
ただしここには公共交通機関がありません。筆者はレンタカーを借りて自分で運転していきましたがおい多くの旅行者は中々そうはいきませんので、現地のタクシーをチャーターするか夏河の旅行会社で車を手配してもらいましょう。
夏河市内からは1時間~2時間ほどかかりますが草原は広大なので車があると非常に便利です。
非常に美しく目を奪われます。標高が3000メートルを超えているためか雲が非常に低く感じます。




草原には所々チベット風の建築物などがあるのも素晴らしいです。


チベット人の方々も非常に親切でホスピタリティに溢れています。
かなり辺鄙な場所にありますが絶対に一生に一度は行くべきおススメスポットです!
次回は甘粛省北部ぼお話です!
ではでは!