本シリーズの前回記事では臨時運転許可の取得を書いていましたが今回は正式な運転免許を取得する話です。実は結構簡単に取れてしまうので運転するしないは別としてトライする価値はあると思います。
また、他国で現地の免許を取得しようとすると就労ビザを持っているか正式な居留許可を持っていて長く住んでいることが証明できないと免許の取得ができないケースが多いですが中国では現時点での情報では長期で滞在しているという証明を求められることは無いようです。
改めて2024年3月に確認をしたところ3か月以上の居留記録がないと免許取得は認められないとの事でした。事実上居留許可(就労ビザ)、配偶者ビザ、長期出張ビザを持っている方が対象になります。
それでも他国のように1年間というわけでもないのでハードルは低めです。
免許シリーズはこの流れで5回に分けて紹介していきます。
①日本免許を中国免許に書き換える方法→②バイク免許を0から取得する方法→③中国免許のマメ知識(区分と点数などについて)→④レンタカーの借り方→⑤レンタルバイクの借り方
目次
中国免許の取得メリット
取得メリット
- 有効期間は6年
- 1回目の更新の更新後は10年(免停などの記録が無い場合)
- 一部ホテルは免許証を見せれば宿泊ができる
- 工場訪問で身分証が必要な場合も免許証で対応できる
中国では外国人は原則パスポートの携帯が義務なのですが万が一忘れてしまった場合でも免許証で何とかなるケースもあります(但し免許は基本身分証扱いではないので列車や飛行機は必ずパスポートが必要です。)
日本の免許証があれば学科試験のみで中国免許GET!
国際免許が使えない中国ですが日本の免許があれば学科試験のみで中国の免許の取得ができます。
しかも日本語で学科試験を受けることができる親切さです!
(但し一部翻訳がおかしい問題文があるので筆者は中国語で受験をしています)

中国では免許の書き換えと言っています。書き換えと言っても日本の免許が没収されるわけではないのでご安心を。日本の免許に記載されている内容がそのまま中国の免許に記載されるイメージです。
但しバイク免許持ちの方は要注意!何も言わずに申し込んでしまうと普通乗用車のみの書き換えになり中国免許は普通自動車のみになってしまいます。
(自治体によっては車しか認めない!こともあるそうです。知り合いは深センでバイクと車のセットで書き換えをしていました。)
免許取得までの流れ
広東省広州市を例にお話を進めます。自治体によって若干の違いもあるようですが大差はないので参考にしていただければと思います。
①日本の運転免許の中国語翻訳文の取得と公証をもらう
②指定の病院での運転者適格健康診断をする
③試験センターにて受験申込
④筆記試験受験
⑤合格→2日後に免許交付
不合格→再試験(1回の申込で2回までの受験可、1日2度の受験も可)
必要書類
ちょっと多いかもしれません。中国に出張ベースなどで来ている人などはホテル宿泊だと思うのでホテルに話をして近くの派出所に発行させるよう依頼することが可能です。
公証と健康診断は前回記事の臨時運転許可と同じなので是非前回記事をご参照ください。

学科試験当日
試験は運転免許センター(车管所)で行います。
マークシート式ではなくPCで受ける形で試験開始は人それぞれバラバラです。
画面上の試験開始スタートボタンを押す前に試験言語が選べますので日本語希望の方は日本語を選択しましょう。
全部で100問あり1問1点で90点で合格です!
ハードルが高く感じますが問題は日本と共通のものも多く事前に試験場周辺で売っている問題集なりアプリなりで勉強をしておけば問題なく合格します。
画面上で〇×を判断していくのでその場で合格が分かるのもありがたく、90点に満たないことが確定した時点で不合格で強制終了になります。
1日2回までは受けることができるので不合格であればその場で再度挑戦するように試験管に伝えましょう。
免許発行は自治体によって即日発行の場合と後日郵送または免許センターまで自ら取りに行くパターンがありますが多くの人は郵送を選択しているようでした。
便利な電子免許
中国の免許証はこんな感じです。紙の免許を専用のケースに入れた状態になっています。

日本のカードタイプよりも紛失リスクは低いと思いますが無くすと面倒なので中国の携帯電話がある方限定になってしまいますが電子免許をお勧めします。
アプリ画面赤枠内に現在の減点状況が一目で分かるように表示されることとスマホで開ける電子免許も有効な免許証として扱われていますので電子免許があれば原本を持ち歩く必要が無くなります。

まずはこちらの交管12123というアプリをインストールしましょう。

こちらをタッチして申請をします。驾驶证というのは免許証の事です。

タッチをすると以下画面に入ります。赤枠ボタンの申领を押すと顔認証画面に入ります。
瞬きをするように表示が出ますので瞬きをして顔認証をすればOKです!

申請完了後は以下の画面が出てきます。
大体2~3日で完了しますので気長に待ちましょう。

電子免許証が出来上がった後もこちらをタッチし免許証を開きます。
今は殆どの人が電子免許証を使用していますが免許証更新の際は免許証元本が必要になるので要注意です。
写真は筆者の電子免許証ですがC1は普通自動車、Eはオートバイです。
免許区分の詳しい情報については次回以降の記事で詳しく書きたいと思います。

以上日本の免許証を中国免許に書き換える方法でした
次回は日本人の方でもあまりトライする方が少ないガチでバイク免許の取得をする方法のお話です。
お楽しみに!
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